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16.5kmのセブンイレブンに着いたら、まだ伴走車が来ていない。2区では初めてのことだ。待っていたら、車から降りてきた若い男性から、『走るんですか?!』と聞かれたので、『箱根駅伝の2区を走っているんです』と言ったら、『頑張って下さい!』と言われる。彼が私のことを話したのか、今度は奥さんと2人で来る。奥さんが『写真を撮らせて下さい!』と言うので、『いいですよ!』とご主人と一緒に撮ってもらう。「一人箱根駅伝」のことを話したら、彼が『私も箱根駅伝を目差したことがあるんです!』と言うので、それで声をかけてくれたのかと思った。
今度は奥さんが、『実は子どもがガンで・・・』と話し始めたので、『えー!!』と言ったら、『白血病を患って闘ってきたのですが、今日、先生に完治したと言われたのです!』に、ホッと一安心。『それは良かったですねー!』と言ったら、車の中にいるというので連れてきてもらう。お父さんに名前を聞いたら、『帝雅(たいが)です』と教えてくれたので、『帝雅君、頑張ったね!』と抱き上げて、到着した文園さんにご両親と一緒に写真を撮ってもらう。若いお母さんから何回もお礼を言われたので、これまでの家族のことに思いを馳せ、こちらもジーンと来てしまう。『会報を発行しているので、差し支えなかったらお名前と住所を教えて下さい』と記録表を出したら、3人の名前と住所を記入してくれた。何とお住まいは小田原であった。これから小田原まで帰るという家族と何回も手を振り合って別れる。今までも多くの出会いがあったが、これほど感動的な心に刻まれる出会い初めてのことである。「一人箱根駅伝」を続けていて良かったと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
良いねすぎる記事ですね!ほんわかしました。ありがとうございます(^O^)v
(2014年11月10日 12時28分59秒)
全く感動的な出会いでした。帝雅君の成長を祈るばかりです。
(2014年11月11日 06時51分58秒) |