ミスター青春のブログ

2021/05/27(木)05:23

第10回「鎮魂一人秩父札所巡礼駅伝」-44

最初は「胎内観音」よりも急な岩を上らなければならない。先ずは私が上るところを下から斎藤議員に撮ってもらってから、小型三脚を受け取って右手に持ち左手だけで鎖を持って上り、ほぼフラットになったところで向きを変えて、斎藤議員が上ってくるところを撮る。    ここからは右側が断崖絶壁で、アングルで出来た柵につかまりながら怖々と少しずつ上ると、お目当ての「大日如来」が右側にある岩を削った中に鎮座しているのが見えて来る。その前は大人3人がやっと座れるくらいの平らな岩場である。ここからが一番恐怖を感じる進行になる。先ず私が拝礼してから「大日如来」の右側に入り、斎藤議員には左側に入ってもらう。今度は私が腰を下ろしたまま、「大日如来」を正面に見ながらギリギリいっぱいまで下がって行き三脚をセットする。『危ないからその辺で良いですよ!』と斎藤議員に引きつった顔で止められる。いつもは5秒タイマーだが、10秒タイマーにしてボタンを押してから、腰を下ろしたまま進み「大日如来」の右側に戻ってしがみついて腰を上げる。1回でバッチリ撮れたのでホッとする。  「大日如来」の左側から、斎藤議員を入れて右側、正面、上ってきた左側も撮ってから、私が先に前向きに下り始める。  下りは一段と恐いがやはり右手に小型三脚を持って左手で柵につかまりながら怖々と少しずつ下る。続いて今度は後ろ向きになり、小型三脚を左手に持ち替えて右手で鎖を持って足を踏み外さないように下りる。続いて斎藤議員が大きなお尻をゆすりながら下りて来るのを撮る。  今度は通称「お船観音」にお会いするため東に向かって行くと木々がなくなり、船を逆さにしたような岩だけになる。北側は断崖絶壁である。怖々と歩いて行くと船の舳先のような形の岩の先端に「お船観音」と呼ばれる直立した観音像がある。  向かって行くところ、隣に立ったところ、さらにその先に行ったところの写真を撮り、深々と拝礼してから下りる。 下りも私が先行して下りる。気持ちは急ぎながらも以前滑って尻餅をついたことがあるので慎重に下る。往復約1.2kmを一汗流しながら51分55秒で往復して山門に着いたら9時近かった。

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