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2006年02月24日
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カテゴリ:芸能・スポーツ
ロシア代表イリーナ・スルツカヤは1979年2月9日生まれで、

今年27歳、最後の五輪、金メダル挑戦であった。

前回のソルトレークは優勝候補ナンバーワンだったが、16歳の新星サラ・ヒューズに

女王の座を奪われ、長野五輪では15歳8カ月のタラ・リピン スキーに敗れ、

昨年のGPファイナル最終日では15歳の浅田真央の前に屈している。

スルツカヤは2001-2002年シーズンに世界選手権初優勝を成し遂げ、

どちらかというと遅咲きの女王であり、これからはスルツカヤの時代かと思われたが、

意外に安定した強さを発揮できなかった。

2003年のシーズン中、観戦に来ていた母親が腎臓病に倒れ、彼女はスポーツは

数年だけど、家族は一生のものと考え世界選手権を欠場、母の看病に心血を注ぐ決心をする。

その年、今度はスルツカヤを、突然の発熱、手足のむくみ、痛み、内出血という

原因不明の病気が襲った。

練習を再開しては、体調を崩す、何人もの医師と病院を渡り歩いた末、免疫システムが

自分自身を攻撃する「自己免疫疾患」という難病だと分かったのは、翌年のことだ。

治療は今も続いている。炎症がひどくなると、薬を増やす。

医者からはスケートを止めれば薬に頼ることはないといわれるが、2003年、

彼女はスケートから離れたことにより、自分がどんなにスケートが好きだったか、

あらためて実感し、薬飲による副作用の激苦をスケートへの愛で克服しているのだ。

復帰後は、9位、その後世界大会を7連勝と、彼女は別人のような強さを見せた。

スルツカヤ



トリノ五輪、ショートプログラムの演技。銀盤の上を司る冥姫のような衣装、

彼女の運命を支配しようとする病に打ち勝つ気持ちの表れか、死神に対する冥界の

女王のごとく、リストの「死の舞踏」にのって彼女の五輪演技が始まった。

それはまさに鬼気迫る演技であり、苦しみのなかに眠る美しさを掘り起こした女王が

すべてを支配していく、ジャンプをするたびに舞う氷はロシアの自然時に起こる

ダイヤモンドダストのようにふわりと彼女を包み、着氷時に足元をすくおうとする銀盤を

強引に体制を切り替え、見事に支配していく、彼女の滑りは何かからの支配に

立ち向かうかのような演技であり、そこには優雅とか華麗という表現は似合わず、

愛すべきスケートを奪おうとする天道に逆らい、今ここにいるすべてをぶつけていく

「生」への執着が浮かび上がり、観衆はグイグイとリンクの冥姫に魂を奪われていくのだ。

演技フィニッシュの彼女の顔は、打ち勝った喜び、銀盤に自分を刻み付けた

満足げな笑顔で締めくくられる。

スルツカヤ


フリー演技が始まる、前日までに2位につけたスルツカヤの逆転優勝を目論む顔が

いつもより暗い。緊張しているのか。真っ赤な衣装に「フラメンコ」、

愛するスケートへの情熱を魅せるために、彼女はゆっくりと演技をスタートする。

いつもよりキレがなく、体が重い、いばらの森で必死にもがくかのようでもあり、

足にからみつくツタはもがけばもがくほど絡みつく。

強引に引きちぎろうとするも、力なく氷上に叩きつけられる女王。

今までエッジで切り裂いてきた銀盤は彼女の運命だったはず、病に打ち勝つ象徴だった

氷上の傷跡は、もはや単なる無機質なラインと化していた。

最後に見せたスルツカヤの笑顔はメダルの勝負に負けたことへの強がりでもなんでもなく、

病に打ち勝ち、いまここに立っている自分の正直な気持ち、朗らかで清々しい、

冥界を打ち払った女王の素敵な笑顔だった。



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 荒川静香選手、金メダルおめでとうございます! ワンクリックを。


      ~~~~~~~~~~~~ 追 記 ~~~~~~~~~~~~

日本3人娘の安藤は4回転に挑戦しました、今回は音楽と振り付けが彼女にあっておらず
見ていて、損をしたと思いました。まだ魅せるなどと考えず、年齢相応に弾ける
演技を見せて欲しいですね。
村主は、あの五輪という場では最高の演技だったのではないでしょうか、
荒川は、なにか吹っ切れたような演技でした、メダルを意識せず、自分らしさを出す
これに徹したことが、金メダルへの近道だったのかもしれません。


 一 夢 庵 風 流 日 記






最終更新日  2006年02月25日 17時15分59秒
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