輪島塗の稲忠

2008/01/13(日)11:49

ナポレオンにちなんだコレクション 2

美術館(7)

『皇帝ナポレオンと皇后ジョセフィーヌの王座』(伝) フランス 19世紀制作 H:大139cm 小137cm イナチュウ美術館所蔵 イナチュウ美術館に展示されている『皇帝ナポレオンと皇后ジョセフィーヌの王座』は、フォンテーヌブロー宮殿にあったものといわれ、皇帝と皇后が公式行事用の王座として、実際に使用していたものと伝わっています。その後、様々な経緯を辿ってアメリカの大富豪エドワード・マックレン家が所有していたものです。 フォンテーヌブロー宮殿は、16世紀前半、フランソワ1世によって建築されました。この宮殿の歴史は、ナポレオン3世の時代まで続き、なかでも英雄ナポレオンが大きな足跡を残しています。フランス革命後、皇帝までにのぼりつめたナポレオン1世は、緑に囲まれたこの宮殿を愛し、よく逗留したといいます。 フォンテーヌブロー宮殿には、「王座の間」や「退位の間」などナポレオンゆかりの部屋も見所のひとつなっていて、ルイ15世の翼館には「ナポレオン1世博物館」が併設されています。 (2008年1月13日記) イナチュウ美術館ホームページ

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