震災と己の思考。
中国での大地震映像で見る限り怖くて鳥肌が立っておそろしいですあたくし生業として『建築設計』に携わっておりますなぜ『建築』か。よく聞かれます答えは『建物が好きだから』・・・本当の答えはどうだか本人もわかりませんただいまのあたくしのこの仕事が“人の生命に関わる事”という重大さはわかっています以前あたくしの設計したおうちが火事になりましたそして施主が尊い命を亡くしましたあたしはその人の生命の永さに影響を及ぼしたりはしていないか・・・もっとなにか伝えたりしなければいけないことはなかっただろうか・・・いまでもそのことを思い出すと心の中は混沌としますあたくし建築を生業としているのに学生時代は生物と地学が専攻でしたなぜか?地球も私達も生きているからです生きとしいけるものに“不動”はありません不動ではない空間や移動や成長を専攻していたのになぜ建築になったのかなぜ生業になったのかそして何が言いたいか・・・やっぱりわからないんですが『絶対大丈夫』建築の中であたくしこれほど愚直で愚かな言葉はないと思っているんです数式のように“1+1=2”のように確定はできないからですすみませんここまで書いて皆さんに理解していただけるような文章書けないことに今気が付きましたただ震災が起きるたびに自分の無力さを痛恨する事だけは「事実」です<BGM : LET IT BE / BEATLES >