adidas ZX9000 TORSION 30th ANNIVERSARY トルション30周年
スニーカーの機能面は軽さやクッション性ばかりが注目されるが、見過ごされがちなのがソールの固さ。エアプレストのようなフニャフニャのソールは気持ちいいが、長時間の立ち仕事や歩行ではかなり筋肉を使って疲れる。これは若い頃はそれほど感じないが、中年になってくると履き心地として大きな差を感じる。アディダスのTORSION(トルション)はソールに仕込まれた樹脂製のバーで足裏のねじれを防ぐシステムで、動きを妨げずに着地から蹴り出しを安定させるのに有効だ。「ZX」シリーズはトルションを採用する中心的なラインナップで、アルファベットの後の数字が大きいほど搭載された機能が厚い(はず)。なかでもZX9000は当時の「全部入り」的なモデルで、デザインのゴチャゴチャ感もエメラルドグリーンベースのカラーリングも今では出せないレトロハイテク感を感じさせてくれる。とても30年前のデザインとは思えない。adidas [アディダス ゼットエックス9000 トルション30周年 コンソーシアムリミテッドエディション] ZX9000 "TORSION 30th ANNIVERSARY" "LIMITED EDITION for CONSORTIUM" E.GRN/WHT/RED/NAT (FU8403)中年が地味なダッドシューズを履くと野暮ったいだけだが、敢えてレトロスニーカーを履くならこのくらいの「飛び道具」でもいいんじゃないだろうか。そもそも年齢に関係なくエメラルドグリーンのスニーカーを持ってる人は多くないと思うが、コーディネートに一工夫必要な難易度もまた魅力だろう。「adidas ZX」シリーズの在庫と価格をチェック(楽天市場)