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2012年05月13日
カテゴリ：BIG JOHN（ビッグジョン）
年齢的なものなのか時代の空気なのか、あえて「いま特に流行ってはいないモノ」に目が向く。
電通とマスコミによるミエミエの「ブーム捏造」に辟易しているので、テレビのように一方的に情報をタレ流してくる媒体に対しては疑ってかかるクセがついたのも一因かも知れない。 もともと"本命すぎる定番アイテム"はあえて回避したくなる面倒な性格なので、リーバイスにはあまり興味がなく、最近はBIG JOHN（ビッグジョン）が気になっている。 学生時代は「ビッグジョン」や「ボブソン」が没落気味でワゴンセールが目立ったせいか「ママカジ」というダサいイメージが強固にこびりついていた。スキー板も特に理由なくKAZAMAよりROSSIGNOL（ロシニョール）、という時代だった。 近年は日本産デニムが見直されてブランドイメージが向上しつつあるビッグジョンだが、このなんとなくダサいブランド名も含め「日本人が自分の体型も省みずアメリカ製品に憧れた滑稽さ」が滲み出ていて嫌いじゃない。 自虐ではなく、むしろそれを踏まえて「完全に異国文化だった物を日本的な物としてフィードバックした成果」を誇るべき。それがビッグジョンのダサ格好よさ 
今はとりあえずクローゼットで忘れられ天然ビンテージ化していたWranglerの11MJを着ているが、BIGJOHN M3のデニムジャケットが気になる。 リジッド（生デニム）のＧジャンをイチから育てたことはないのでどんなアタリが出るのかちょっと興味がある。そしてこの濃いインディゴに映える鮮やかなオレンジのステッチが効いている。 まあ普通ならフロントボタンタイプを選ぶかなとも思ったが、胸ポケットが片側のみになったフロントジッパータイプも面白いバランス。正面が比較的スッキリしているのも美点。 こういうのを眺めてどちらにするか迷っているのが楽しかったりする。 【】 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2012年05月13日 11時28分36秒
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