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2014年10月15日
カテゴリ：CONVERSE（コンバース）
「世界で一番売れたスニーカー」はスタンスミスということになっているが、歴史の長さとバリエーションの豊富さから「世界で一番多く出回っているスニーカー」はおそらくコンバースオールスターだろう。
そのコンバースがオールスターに類似したスニーカーを製造・販売している業者を提訴したらしい。 確か衣服や靴などの必然性のある構造・デザインにはなかなか著作権は認められず、類似品や模倣品で問題になるのはもっぱら「商標権の侵害」の部分だったと記憶している。 今回コンバースが訴えたのはトゥキャップとシューズまわりのストライプというコンバースが意匠登録した部分のようだ。
もうスニーカーの古典といってもいいモデルなので今さら感は否めないしコピー天国の某国までは取り締まれないものの、せめて先進国での模倣品には歯止めをかけておきたいといったところか。
探してみると結構な有名ドコロや名門ブランドでも確かに似たような構造のローテクシューズがある。 みんな危ない橋をわたっているようにも見えるが、よく見ると「オールスターのトゥキャップ形状」と「シューズまわりのストライプ」の両方を同時に取り入れているものはなく、微妙に変更を加えてあるようだ。 まあなかには両方やっちゃってる恐れ知らずのノーブランドもあるが、今回の訴訟ではどのくらいまでがセーフなのか消費者にもわかりやすい線引きがなされるものと期待と興味をもって注目している。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2014年10月15日 13時23分43秒
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