テーマ:ブーツを選ぶ(292)
カテゴリ:靴・スニーカー全般
防水性とオシャレさで人気の高いハンティングブーツ。L.L.Bean社のものが特に有名で、いわゆるビーンブーツと呼ばれているアレだ。
他にDanner(ダナー)社からもよく似たハンティングブーツ「SLUSHER(スラッシャー)」シリーズがリリースされている。 ローカット・ハイカット・シンハイと丈のバリエーションも揃っていて紐無しのプルオンタイプも存在し、アッパー部分がオイルドキャンバスやスウェードになっているものもあって本家より面白いものもある。 『Danner Slusher(ダナー スラッシャー)』の在庫一覧(楽天市場) 踝(くるぶし)の下まではラバー素材なので防水性が高く、クラシックなデザインでファッション性も高いことから街履きから野外フェスまで男女問わず人気のアイテム。 しかしよく聞くトラブルとして「外側の踝が当たって痛い」という問題がある。これはラバーとレザーの境目部分にラバーの縁で段差ができ、それが踝の下から突き上げる形になるため。ひどい場合は歩くたびに痛み、擦れて出血する場合もあるとか。 聞いた話だと日本人は欧米人よりも踝の位置が低いらしい。そりゃ欧米人向けの造りのブーツをそのまま履けば不具合も出るわな。 対策として裏から革ハギレなどの「あて布」を貼り付けてラバー縁を覆ってしまうというやり方もあるが、接着剤や縫い付けなど原状回復しにくいカスタムはあまりしたくない…。 そこで自分が考えたのがスニーカー用インソールの追加。踝の位置が低いのなら嵩上げしてやればいいという発想で、スニーカーに突っ込んであった別売りインソールを入れてみた。 ……これはいい。 シューレースをキツく縛ってもラバーの縁が踝に触らない。レザー屈曲部のうねりに当たる感触はあるが、革ならラバーと違ってそのうち馴染むし、このくらいの当たりなら厚手のソックスで充分対応できる。 つまりこの靴に限ってはシークレットインソールは正義!
「3cm~最大7cm」はやや大袈裟だが、踝位置が特に低い人やオーバーサイズを履いている人には有効だろう。 自分の場合はジャストサイズのブーツにカカト高1cmくらいのスポーツ用インソールで効果ありだった。 ただしユーザーならわかっているだろうがつま先側はあまり高さの余裕が無いので、フォアフット側が薄いインソールか、カカトだけのインソールがオススメ。 スポーツ用ならソフソールの「ジェルアーチ」「ジェルヒールカップ」「マッサージジェル」あたりか。 カカトの高さはそれほどなさそうだが、交換式ではない重ね敷きタイプのインソールは意外と少なかったりする。ほんのちょっと高さを調節したい人や、クッション性にこだわりたい人は試してみる価値はありそう。
ビーンブーツは定番なので中古市場が充実しているアイテム。探せば状態の良い掘り出し物があるかも。 「L.L.Bean ビーンブーツ」在庫一覧はコチラ(楽天市場) ついでにレザーとラバーのどっちにも使えるお手軽メンテナンスオイル「ラナパー」もオススメ。
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最終更新日
2018年02月23日 14時32分45秒
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