テーマ:アメカジ全般(1882)
カテゴリ:アメカジほかファッション全般
先日、とある古着屋を冷やかした際にゲットしたラッセルのパーカーが面白かったので紹介する。
「RUSSELL PRO COTTON(ラッセル プロコットン)」の裏起毛パーカーだ。わざわざ古着屋でひときわ地味なネイビー無地のパーカーを買うとは思ってなかった。 それにしてもラッセルアスレティック、歴史あるスウェットメーカーのはずなのにネットで検索してもディープに語る人がほぼ見当たらない。そういう自分も最近まで特に意識してなかったのは確かだ。 ラッセルプロコットンは簡単にいうとプロアスリート用のタフなラインナップらしい。実際に着てみてもズッシリとした重みがあり、羽織るというより装備するといった表現が似合うパーカー。 しかし「プロコットン」と銘打ちながら自分が買ったモデルはポリエステル65%で半分以上が化繊だったりする。 正面。左脇腹にラッセルロゴの刺繍があるだけの無地ネイビーのフルジップ。 背面。横はチャンピオンでいうところのサイドアクションリブで、伸縮性に優れ動きやすい。 唯一にして最大の主張が袖。これは背面から撮影したもので、わかりにくいが袖が肘の上で切り替えられている。 引っくり返してワキの下から袖先までを写した状態。セットインスリーブのワキと同じカープで立体的に切り替えが入っている。ここがリブ素材。ボディ側面からワキを通って肘までリブなので動きやすく、運動していない時でも二の腕の下で生地が余らずもたつかない。 ラッセルプロコットンのタグと材質表記。ポリ65%、コットン27%、レーヨン8%。 ラッセル・ジャパン(株)の中国製。 ジッパーはYKKのUNIVERSAL。 スウェットに詳しい人なら「なあんだ」程度の話なのかも知れないが、自分はこの袖のディテールを知らずに初めて着たので非常に新鮮だった。 ただ肝心のココがフラットシームじゃないので気になる人はゴロつきに違和感を感じるかもしれない。しかしラッセルの「メインストリームにはなれない微妙さ」と、そこにひっそりと仕込まれた機能性がイイのである。個人的に。 とはいえこれを買ってからネットオークションやネットの古着屋をチェックしてみたが、現行モデルの新品を含めてこれと同じ「肘まで切り替えリブ」のプロコットンはなぜか見当たらなかった。 ビンテージアイテムでもないし古着として価値が高いというわけでもないが、誰かがブログに書かないと存在していないも同然なので一応書いておこうと思った次第。せっかく興味を持ったので引き続きラッセルはちょこちょこチェックしていきたいと思う。 楽天市場内の「RUSSELL PRO COTTON」をチェック 楽天市場内の「RUSSELL ATHLETIC」全体をチェック お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年10月15日 19時57分40秒
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