メモリオーディオプレーヤー
ネット購入で失敗した製品の中にニ台目のメモリオーディオプレーヤーがあります。敗因を考えると3つの点に行き当たると今は感じています。 一つ目は商品知識 二つ目は思い込み 三つ目は自分の勘を信じなかった事です。まず新たに購入を思い立ったのは、MDプレーヤーのようにディスクを換える感覚で、いろいろな音楽を気軽に聴きたかったのと会議等を録音したいという事からメモリ録音だけの一台目から買い替える事を考えました。その一番候補と考えていたのがH社のメモリを256M搭載し512SDカードが利用できるという正に捜し求めていたそのもの・・・そして、これが今回の主人公・・・一つ目は当然の事として、実物を探し回りましたが、店頭においてあるところが見つからず、メーカHPのみの確認となってしまいました。多少不安を抱えたまま、それ程商品に差はないだろうと高を括って注文、そして商品が届き、操作すると唖然・・・再生方法の種類が全曲リピート、一曲リピートとランダムの三種類以外はなく、電源オン時は必ず一曲目から再生するなど、製品特長のメモリとカードを合わせた大量再生が可能である点を考慮した操作性となっておらず、液晶も見にくく、ボタン操作性も悪い・・・ネットで購入後、メーカから人気商品につき入荷見通しが立たないとの連絡があったと購入店から二度に渡り連絡をを受けると心配になり購入店から何らかの問題があったのかを問い合わせすると直後に製品が入荷するなど怪しい点も見て取れた気がする。更にFMラジオに至っては利用する度に状態が変わっていき、今では切替時に本体が再起動するような状態。一つ目は当然の事として、実物を探し回りましたが結局はメーカサイト情報のみこれが結果として二つ目の思い込みを招く事になったように感じるのですが、これまでウォークマンからメモリプレーヤに至まで、多くの製品を使った経験から、再生の種類はディレクトリ毎のリピート機能があって当たり前!電源オン時は前のオフ時からの再生が当たり前・・・!・・・など調べて分からなかった事に目をつむってしまった事。それが三つ目にも共通して感じる点で問題がありそうだと感じた時点で問題の大小に関わらず、出来ることなら、メーカに真意を確かめたりする手間を掛けたり、その時点での購入を見送ったりする勇気が必要であったと反省しています。今は基本姿勢として、怪しい・情報が少ない商品には、手を付けないことにしています。しかし新しい機能や機構を搭載するモデルも多く、カタログを見ても、実物を見ても分からないことや曖昧に扱われている点も存在し、いくら気を遣ったつもりでいても活用していくうちに明らかになることもあります。避けようのない難事に遭遇しない為には、どんな対策が有効になるのだろうかと購入を検討するたびに気になっています。私なりに考えたところ、最終的にはメーカ努力に依ってしまうが、まずメーカ間での表現を統一したり、特に機能の表現についてユニバーサルデザインの考え方を取り入れて欲しい~。だからと言って問題が無くなる訳ではありませんが、少なくなる事は確かであると思います。それがメーカのサポートセンターの稼動を下げたり、共通化が計れたりといった面も持ち合わせていると考えます。その上で差別化を図ることが本来の商品そのものの実力で勝負するという事ではないでしょうか。