2007/11/21(水)11:52
トラブルの時こそ冷静に
施術中にごく稀にですが、何かの拍子で被験者の怖い/嫌な思い出に触れてしまって、被験者がパニックを起こすことがあります。
この時は特に施術者の落ち着きが必要です。
施術中のイメージは、どんなにリアルであっても現実ではありません。
過去にどんな怖いことがあってそれをリアルに思い出しても、それは記憶にしか過ぎません。現実にそのことが再現されているわけではないのです。
施術者はこのことをよく理解して、被験者がパニックを起こしても平静でいる必要があります。
施術者が平静で、現実の危険が無いことを被験者に納得させ、丁寧に覚醒すればパニックは収まります。
先日、この件に関して被験経験が豊かな方にお話を伺うことが出来ました。
施術中は施術者の動揺が非常によく伝わってくるので、施術者が自信無げだったり不安に思ったりするとダイレクトに伝わってきてこちらまで不安になってしまう。
特に、不安なイメージでこちらが動揺している時に、施術者が平静でいればパニックを起こさずに済むけど、施術者が不安がっているともうどうしようもない。
とのことでした。
施術中は被験者は物理的にも心理的にも無防備になります。
その時に被験者を守れるのは施術者だけです。
被験者がどの様な反応を示しても冷静に受け止め、被験者の心身両面の安全を守るのが施術者の責任です。
催眠の個人教授します
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