2015/03/24(火)23:47
法医学でも大事なこと 〜所見がないときの記録〜
臨床に進む学生たちにもよく言うのですが、
診察をして、特に所見がなかったときでも
所見があったときと同様に、
なかったことをきちんと記録に残しておくことが大切!
と。。
法医学でも例えば、頸部の皮下や諸筋肉に出血がなかった、
すなわち、明らかに第三者に頸を絞められた痕跡は認められなかった、
ということを必ず解剖記録に文字で残し、
さらに、警察の鑑識の方にないところを写真にとってもらいます。
結構、このことがいろいろと重大な局面に関わったりします