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カテゴリ:未来の自分を創る!
ボブディラン。 その名を知る人は一定以上の年齢の人だ。 60年代にデビューして、最初はフォークソングの神様などと言われていたが、しばらくしてエレキギターを導入して反発を食らいつつも、結局それがロックの新しい時代をつくった。 また、反戦歌「風に吹かれて」に代表される公民権運動や平和運動の象徴でもある人だ。 さて、二十歳そこそこでニューヨークに出て音楽活動を始めて一挙に注目されたボブディランだが、マスコミのこんなインタビューがあった。 「ボブディランさん。どうしたらあなたのように有名になれるのですか?」 「自分は有名になるはずだと信じている人間が有名になる。(そうでない人はそうならない)」
ひとつ思うことは、もちろん彼は何の成功哲学の手法も知らなかったろうし(そもそも当時は殆どなかったと思われる)、まして、「私は有名になる」などと毎日コトバに出して唱えたことはないだろうということだ。 なぜなら彼は、毎日ひたすら詞と曲を書き、演奏していたからだ。そんなことを唱えることにうつつを抜かしていたら、あのような時代を変える強烈な歌詞や曲は生まれなかっただろう。 何が、彼にそのような強烈な信念をもたらしたのか? ・・・・・・・・ さて、これは余談だが、ボブディランが1977年に初来日した時、メリージェーンで有名なつのだひろ氏が、週刊誌の特集記事でこう語っていたことは印象深い。 「ボブディランの最大の功績は、ザ・バンドを見出して世に送り出したことだ。」 ついでに、余談をもうひとつ。エレキギターの神様といわれた故ジミーヘンドリックスがボブディランについて語った一言。 「あの音程のはずし方は、ただものではないと思った。」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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