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カテゴリ:いま生活者の求めるもの
21世紀の産業革命は、「よこマズロー」からスタートして、結果として「たてマズロー」に至る「命革業産」のパターンが増えるだろう。 それは、産業として有益な新しいモノを発明したいという動機から始まる目的意識の明確な従来のパターンとは、全く逆に、「なんとなく、ワクワクするから作ってみよう」から始まる。 この典型が、知人のホームパーティーのビデオを共有しようとして始まったyoutubeだ。
ところが、youtubeは、積極的な提供者のコンテンツを「よこ」から「たて」に向けて天秤にかける仕組みだ。つまり、それが命革業産の順序なのである。 それが、最終的に「たて」において産業として成り立つのであれば、コンテンツはおろか、
そして、それがまさに本日(日本時間)起こったのだ。 ・・・歴史に残る記念日である。
以下は、ニュースの引用。 (ダウ・ジョーンズ) - 9月19日10時0分更新 WSJ-ユーチューブとワーナー・ミュージック、オンライン広告収入で協定 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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面白いですね。
私のクライアントで、ブログシステムを運営したいという企業があるのですが、同じ考えでしょうね。 「よこ」 を自由に作ってもらう環境を作り、 その中から、「たて」になりそうなものを育てる・・・ 今日、イニシアさんのブログを読んでよかったです!!! すっごいヒントでした。 (Sep 21, 2006 09:20:53 AM)
>それは、産業として有益な新しいモノを発明したいという動機から始まる目的意識の明確な従来のパターンとは、全く逆に、「なんとなく、ワクワクするから作ってみよう」から始まる。
いわば、「ワクワク動力」、「ワクワクドライブ」だ。 ワクワクする!から始まって、今まで横たわっていたものがすっく!と立ち上がった!!! そして歩き始める☆ そこには、生みの苦しみではなくて、生みの楽しみがありそうです。 (Sep 21, 2006 10:38:36 AM)
ユーチューブそのものも2番手3番手も、今深刻な問題を抱えています。
それは著作権。 これが厄介ですよ、かなり。 私も先日言ってきました、JAS○○○へ。 まあ、それが解決したとして、投稿。 これはもうどうしようもないようだ。 っで、責任はサイト運用者。 この問題をクリアできれば、当に個人TVなど動画コンテンツが世にあふれ出しますね。 いづれ、そういう世界が来るのでしょうね。 (Sep 21, 2006 01:31:06 PM)
ユウコ6077さん
>面白いですね。 > >私のクライアントで、ブログシステムを運営したいという企業があるのですが、同じ考えでしょうね。 >「よこ」 を自由に作ってもらう環境を作り、 > >その中から、「たて」になりそうなものを育てる・・・ > >今日、イニシアさんのブログを読んでよかったです!!! >すっごいヒントでした。 ----- どうもです。 「よこ」のコンテンツを育てて「たて」にもって行くのは、従来からマイナーですが多少ありましたね。 ホームビデオの赤ちゃんがずっこけるような手のものをテレビで放送してスポンサーをつけてしまうという手のものです。それは事業的発想だと思います。 ですが、コンテンツを天秤にかける仕組みそのものが、趣味的発想な点がyoutubeの新しい点かなと考えています。 YahooもMicrosoftもそれをまねた瞬間に趣味の「よこ」ではなく「たて」になりますよね。(事業としての必要性からやっているのでワクワクしないから) (Sep 22, 2006 01:19:33 AM)
イニシアさん
>ユウコ6077さん >>面白いですね。 >> >>私のクライアントで、ブログシステムを運営したいという企業があるのですが、同じ考えでしょうね。 >>「よこ」 を自由に作ってもらう環境を作り、 >> >>その中から、「たて」になりそうなものを育てる・・・ >> >>今日、イニシアさんのブログを読んでよかったです!!! >>すっごいヒントでした。 >----- >どうもです。 >「よこ」のコンテンツを育てて「たて」にもって行くのは、従来からマイナーですが多少ありましたね。 ----- そうそう、その典型が前から思っていたのですが、「欽ちゃんの仮想大賞」ですよね。 この番組の人気の秘密はそこにあると思いますよ。 (Sep 22, 2006 01:21:53 AM)
ベル39さん
>そこには、生みの苦しみではなくて、生みの楽しみがありそうです。 ----- ありがとうございます。 きっと生みの苦しみはあると思うのですが、それ以上に海の楽しみがあるということでしょうかね。 (Sep 22, 2006 01:22:55 AM)
一等さん
>ユーチューブそのものも2番手3番手も、今深刻な問題を抱えています。 > >それは著作権。 > >これが厄介ですよ、かなり。 >私も先日言ってきました、JAS○○○へ。 >まあ、それが解決したとして、投稿。 >これはもうどうしようもないようだ。 > >っで、責任はサイト運用者。 > >この問題をクリアできれば、当に個人TVなど動画コンテンツが世にあふれ出しますね。 > >いづれ、そういう世界が来るのでしょうね。 ----- こんばんわ ご指摘のように問題は著作権といわれておりますね。 著作権の沢山ある概念のそれぞれができる前の作品は、まだなかった著作権はないものとして扱うしかないのではないでしょうか。 技術の進歩が新たな著作権を生み出すわけですから、それがなかった時代までさかのぼる必要はないように個人的には思いますが。。。 (例えば、インターネットが普及する前に作られた映画についての公衆送信権に基づく脚本家の著作権など) はたして暴論でしょうか? (特許権なら発明時の技術レベルで、その価値を考えるのが当然の考え方と思いますが) (Sep 22, 2006 01:29:09 AM)
エナジャイザー akiraさん
>そういう意味だったのですね。 >第一歩はいつだって偉大ですものね。 > >僕も前人未到!!の道を!! ----- そうですね。 youtubeだけが、「よこ」から「たて」に産業が供給されつつあるのですが、他社は事業的な必要性、つまり「たて」の発想でやっていますから、担当者もお客様もワクワクしにくいのではないでしょうか。 でも逆にいうと、他社も事業的な必要性の枠を一回外してワクワクの原点から発想すると、また変わってくると思います。体力があるだけに逆に手ごわいですよね、 ・・ここいらあたりに「ブランド」というものを考えるための本質があるように思います。 (Sep 22, 2006 11:47:38 AM) |