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組織進化プロフェッショナル! イニシア・コンサルティング 丹生 光

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イニシア@ Re:確かに・・・(07/28) 失敗も別の角度から見ると、成功かもしれ…
一等(経営コンシェルジュ伊東)@ 確かに・・・ その用途以外を見つけ出すのは重要ですね…
イニシア@ Re:なるほどなるほど・・・・(06/30) ありがとうございます。 オリンピック…
一等(経営コンシェルジュ伊東)@ なるほどなるほど・・・・ 何時も、参考になりますね~! 先日の…
イニシア@ Re:ちょうど、(06/09) はい。 これはけっこう使える戦略だと思…

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Sep 20, 2006
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 21世紀の産業革命は、「よこマズロー」からスタートして、結果として「たてマズロー」に至る「命革業産」のパターンが増えるだろう。

それは、産業として有益な新しいモノを発明したいという動機から始まる目的意識の明確な従来のパターンとは、全く逆に、「なんとなく、ワクワクするから作ってみよう」から始まる。
いわば、「ワクワク動力」、「ワクワクドライブ」だ。

この典型が、知人のホームパーティーのビデオを共有しようとして始まったyoutubeだ。


従来のエンタメ産業は、供給されるコンテンから売れるものだけを淘汰する天秤産業だった。 それは、あくまで「たて」から「よこ」へと供給される天秤だった。「よこ」は、エンタメとしての受け手の娯楽の世界である。基本的に受身であった。

ところが、youtubeは、積極的な提供者のコンテンツを「よこ」から「たて」に向けて天秤にかける仕組みだ。つまり、それが命革業産の順序なのである。

それが、最終的に「たて」において産業として成り立つのであれば、コンテンツはおろか、

「よこ」から「たて」に向けて、「産業が供給される(!)」

という逆の新しいトレンドが生まれつつあるということを意味する。

 

そして、それがまさに本日(日本時間)起こったのだ。

・・・歴史に残る記念日である。

 

以下は、ニュースの引用。

(ダウ・ジョーンズ) - 9月19日10時0分更新

WSJ-ユーチューブとワーナー・ミュージック、オンライン広告収入で協定

ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)音楽ビデオのネット配信で、動画配信サイトを運営する米新興企業ユーチューブ(本社カリフォルニア州サンマテオ)と米音楽事業大手ワーナー・ミュージック・グループ(NYSE:WMG)は、オンライン広告収入を分け合うことで合意した。対象となるのは、ユーチューブのサイトに掲載されたワーナー・ミュージックのビデオや、ワーナーの音楽を使用したユーチューブ会員の自主制作コンテンツの脇に掲載される広告。

この合意は、年末までに実施される予定。ユーザーのビデオコンテンツを掲載しているユーチューブやそのほかのサイトが抱える著作権の難問について、ユーチューブの取り組みを示したものと言える。ユーチューブは、ユーザーが同社のサイトに掲載した著作権付きの音楽・ビデオ作品をデジタル識別する自動システムを開発している。著作権保有者がユーチューブと合意し、作品をサイトから削除しない選択をした場合、作品の脇に掲載された広告料の数パーセントをユーチューブが支払う仕組み。

ユーチューブは、このシステムをワーナー・ミュージック以外の著作権保有者にも広げていく方針だとしている。

ユーチューブのチャド・ハーレー最高経営責任者(CEO)は、「ユーザーが創造したコンテンツの力を認め、彼らにコンテンツを合法的に利用させ、それによって発生する収入の恩恵を受けるという仕組みにおいて、ワーナー・ミュージック・グループはわれわれと組む最初のメディア企業となる」と述べた。(以下、省略)






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Last updated  Sep 21, 2006 01:31:52 AM
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うーむ   ユウコ6077 さん
面白いですね。

私のクライアントで、ブログシステムを運営したいという企業があるのですが、同じ考えでしょうね。
「よこ」 を自由に作ってもらう環境を作り、

その中から、「たて」になりそうなものを育てる・・・

今日、イニシアさんのブログを読んでよかったです!!!
すっごいヒントでした。 (Sep 21, 2006 09:20:53 AM)

Re:歴史を変える「よこマズロー」(3)(09/20)   ベル39 さん
>それは、産業として有益な新しいモノを発明したいという動機から始まる目的意識の明確な従来のパターンとは、全く逆に、「なんとなく、ワクワクするから作ってみよう」から始まる。
いわば、「ワクワク動力」、「ワクワクドライブ」だ。

ワクワクする!から始まって、今まで横たわっていたものがすっく!と立ち上がった!!!
そして歩き始める☆
そこには、生みの苦しみではなくて、生みの楽しみがありそうです。
(Sep 21, 2006 10:38:36 AM)

問題は深刻   一等 さん
ユーチューブそのものも2番手3番手も、今深刻な問題を抱えています。

それは著作権。

これが厄介ですよ、かなり。
私も先日言ってきました、JAS○○○へ。
まあ、それが解決したとして、投稿。
これはもうどうしようもないようだ。

っで、責任はサイト運用者。

この問題をクリアできれば、当に個人TVなど動画コンテンツが世にあふれ出しますね。

いづれ、そういう世界が来るのでしょうね。
(Sep 21, 2006 01:31:06 PM)

歴史に残る記念日。   エナジャイザー akira さん
そういう意味だったのですね。
第一歩はいつだって偉大ですものね。

僕も前人未到!!の道を!! (Sep 21, 2006 10:27:05 PM)

Re:うーむ(09/20)   イニシア さん
ユウコ6077さん
>面白いですね。

>私のクライアントで、ブログシステムを運営したいという企業があるのですが、同じ考えでしょうね。
>「よこ」 を自由に作ってもらう環境を作り、

>その中から、「たて」になりそうなものを育てる・・・

>今日、イニシアさんのブログを読んでよかったです!!!
>すっごいヒントでした。
-----
どうもです。
「よこ」のコンテンツを育てて「たて」にもって行くのは、従来からマイナーですが多少ありましたね。
ホームビデオの赤ちゃんがずっこけるような手のものをテレビで放送してスポンサーをつけてしまうという手のものです。それは事業的発想だと思います。
ですが、コンテンツを天秤にかける仕組みそのものが、趣味的発想な点がyoutubeの新しい点かなと考えています。
YahooもMicrosoftもそれをまねた瞬間に趣味の「よこ」ではなく「たて」になりますよね。(事業としての必要性からやっているのでワクワクしないから)
(Sep 22, 2006 01:19:33 AM)

Re[1]:うーむ(09/20)   イニシア さん
イニシアさん
>ユウコ6077さん
>>面白いですね。
>>
>>私のクライアントで、ブログシステムを運営したいという企業があるのですが、同じ考えでしょうね。
>>「よこ」 を自由に作ってもらう環境を作り、
>>
>>その中から、「たて」になりそうなものを育てる・・・
>>
>>今日、イニシアさんのブログを読んでよかったです!!!
>>すっごいヒントでした。
>-----
>どうもです。
>「よこ」のコンテンツを育てて「たて」にもって行くのは、従来からマイナーですが多少ありましたね。
-----
そうそう、その典型が前から思っていたのですが、「欽ちゃんの仮想大賞」ですよね。
この番組の人気の秘密はそこにあると思いますよ。
(Sep 22, 2006 01:21:53 AM)

Re[1]:歴史を変える「よこマズロー」(3)(09/20)   イニシア さん
ベル39さん
>そこには、生みの苦しみではなくて、生みの楽しみがありそうです。
-----
ありがとうございます。
きっと生みの苦しみはあると思うのですが、それ以上に海の楽しみがあるということでしょうかね。
(Sep 22, 2006 01:22:55 AM)

Re:問題は深刻(09/20)   イニシア さん
一等さん
>ユーチューブそのものも2番手3番手も、今深刻な問題を抱えています。

>それは著作権。

>これが厄介ですよ、かなり。
>私も先日言ってきました、JAS○○○へ。
>まあ、それが解決したとして、投稿。
>これはもうどうしようもないようだ。

>っで、責任はサイト運用者。

>この問題をクリアできれば、当に個人TVなど動画コンテンツが世にあふれ出しますね。

>いづれ、そういう世界が来るのでしょうね。
-----
こんばんわ
ご指摘のように問題は著作権といわれておりますね。
著作権の沢山ある概念のそれぞれができる前の作品は、まだなかった著作権はないものとして扱うしかないのではないでしょうか。
技術の進歩が新たな著作権を生み出すわけですから、それがなかった時代までさかのぼる必要はないように個人的には思いますが。。。
(例えば、インターネットが普及する前に作られた映画についての公衆送信権に基づく脚本家の著作権など)
はたして暴論でしょうか?
(特許権なら発明時の技術レベルで、その価値を考えるのが当然の考え方と思いますが)


(Sep 22, 2006 01:29:09 AM)

Re:歴史に残る記念日。(09/20)   イニシア さん
エナジャイザー akiraさん
>そういう意味だったのですね。
>第一歩はいつだって偉大ですものね。

>僕も前人未到!!の道を!!
-----
そうですね。
youtubeだけが、「よこ」から「たて」に産業が供給されつつあるのですが、他社は事業的な必要性、つまり「たて」の発想でやっていますから、担当者もお客様もワクワクしにくいのではないでしょうか。

でも逆にいうと、他社も事業的な必要性の枠を一回外してワクワクの原点から発想すると、また変わってくると思います。体力があるだけに逆に手ごわいですよね、

・・ここいらあたりに「ブランド」というものを考えるための本質があるように思います。
(Sep 22, 2006 11:47:38 AM)


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