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カテゴリ:未来の日本をどう創るか?
「話は単純」
以前に、「いわれなきいじめ」をどう撲滅するか、について意見を発信させていただき、いろいろな議論を頂戴した。 ニュースとしては、沈静化しているが、続編のニュースを聞いているとやはり抜本的な対策が必要だと思う。
問題が問題だけに社会的な背景とか、家庭の親に問題とか、学校の教師の問題とか、さまざまな観点からの議論をいただいた。 いずれも大切な要素には違いないが、早期に有効な対策をとるという観点からすると、もっと話を単純に整理しなければならないと思う。
・・・要は、大人が「いじめは悪いことだ」とキチンと教えていないことが問題なのだ。
今年はそれを大人達が結束して推進しよう。
すべては、そこから始まる。
なぜなら、「何かの社会的背景のある」いじめも確かにあるだろうが、そんなご立派なものばかりではなく、単なる愉快犯や尻馬的であって「麻薬中毒のような」いじめも実に多いからである。 いわれなきいじめに対しては、毅然と断罪しなければならない。 どんな背景や理由があれ、麻薬を罪悪であると教えない選択肢がないのと同じように・・・。
最後に「てむとさん」の勇気ある発言を引用しておきたい。 ------------------------------------------------------ いじめによる自殺が後を絶たない。連鎖反応をしているような気がする。 私自身、いじめられた経験といじめた経験を持つ。いじめられたのは小学校3年生と中学校2年生の時。口での暴力だった。特に、小学校3年生の時はひどく、ストレス性の胃腸炎になった。中学校の時は、いじめを受けたことがある経験、いじめたことのある経験、ある程度達観していた面もあり、親しい友人もいたことから、耐えることができたが、今でも本人にあったら殴りかかりそうだ。 いじめたのは小学校6年生の時。みんなから「きたない」「ばい菌」とよばれていた女子に対して、いじめをした。今だから思える、ものすごい罪悪感。でも、いじめているときは、正直、快感だった。ドラッグに手を出す犯罪者のようだった。 子どもたちは、いじめの快感・誘惑に勝てずに、弱いものの揚げ足を取っていじめる。大人が、いじめは非合法であり、犯罪であることを教えなければならない。子どもたちも、ドラッグが悪いことは理解できるはずだ。それと同じように、いじめも本人の精神をむしばんでいく。自殺した少年をいじめていたグループが、別のいじめの対象を見つけてまたいじめをしたというニュースもあった。既に精神がむしばまれているのだ。大人が、勇気を出して子どもに接しなければならない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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