Nov 27, 2007

コンテンツ産業にモノ申す

(18)

「コンテンツ産業は誰のもの?」 

 

著作権侵害のコンテンツが確かにYoutubeにはある。

 

その著作権侵害のコンテンツは権利者の削除依頼に応じて、どんどん削除されている。

しかし、そうされるのが果たして当たり前なのか。

 

見方を変えると、除されたコンテンツは私たちが見たいときにいつでも手に入るのかどうか?

実は多くが手に入らない。

 

・・・売っていないものを見たい人の権利はどこへいったのか。

 

確かに「アーチストあってのコンテンツ産業だ」という主張はもっともに聞こえるが、本当か?

 

その前にそれを見たいと思う人あってのコンテンツ産業ではないか?

誰も見たくないコンテンツにいったいどんな経済的価値があるのか? 

消費者が見たい人がアーチストなのではないか? 

 

著作権侵害を指摘するコンテンツ産業の方にいったい「供給責任」をどう考えるか、ぜひ伺ってみたい。

 

供給していないコンテンツをいま見たい人に供給して需要喚起しているYoutubeには本来、感謝すべきなのではないか?

売れると見たら即座に発売すればよいのだ。

Youtubeに削除を要求するなら、どこのサイトにいけば即座に購入できるのか、その情報を同時に消費者に提供すべきだ。(私も知りたい)

 

それこそがビジネスというものだろう。 

 

その努力を怠って、規制だけするのは消費者の利益にかなっていない。 

そして、消費者の利益にかなっていない産業の衰退も歴史を見れば明らかだ。 

 

私は著作権はキチンと保護されるべきものだと考える。

いま売っているものはコピーが配布されれば売れないのは当然で、これは著作権以前に立派な営業妨害だ。

その一方で、同時にその保護自体が消費者の欲求に水をかけるならば、コンテンツ業界は発展しないだろう。

 

消費者の欲求を、著作権を保護しながら満たす仕組みを創り上げることこそがコンテンツ業界の使命だと考える。

 

コンテンツ産業の方の反論をぜひ期待したい。 






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Last updated  Dec 8, 2007 05:01:52 PM
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