つれづれ日記

2008/11/27(木)07:23

ターシャ・テューダーが教えてくれたこと

読んだ本(38)

父ちゃんから会社での厳しい話を聞くにつれ 只事じゃないほどの不況の波をヒシと身体に感じております。 エコも節約も個人でみんな頑張ってる。 でも限界ってモンがあります。 早く良い政策を打って出てもらわないと と、そんなささくれ立った心に 図書館で1冊の本が目に留まりました。 ベッキーのクリスマス 6月に亡くなった絵本作家のターシャ・テューダーの本。 10歳のベッキーのクリスマスまでの生活の様子が 美しい絵と共に活き活きと描かれています。 1ヶ月前から既にクリスマスは始まっています。 クリスマスプレゼントを各自が家族に内緒で手作りし、 皆でツリーを切って持ち帰り、飾りつけをし、 クリスマス当日は正装して食卓に付く・・・ いかにクリスマスが神聖な儀式なのかと言うことが良く判ります。 決して便利でも豊かでない時代のクリスマスの様子なのに、 今の時代より遥かに暖かく心豊かで楽しそうです。 ほぼ自給自足だったと言うターシャ・テューダーの 暮らしが書かれた本を手に取るたびに、 真似は出来ないけれど「憧れ」を抱きます。 囲炉裏の火や昔暮らしをみると 例えようも無い郷愁を感じるのと同じ感覚・・・でしょうか。 TVでダッシュ村観てるみたいな(笑) 実際はこう言う生活しようとしたら大変です。 でもこんな時代だからこそ もう一度「暮らし」を見直す時期なのかもなぁ・・・なんてことも思いました。 お金だけが「豊さ」を計る物差しじゃないし、 人間はもっと生きる力があるはず。 もうちょっと知恵を絞って、工夫して、 楽しく生きていく為に今出来る努力をして行こうと ちょっぴり前向きに思えてきました。

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