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レバノンの、ベイルートの瓦礫の映像が頭の中で反復する。ベイルートへ行きたい。
夢を見た。深い森を歩く。どこにいるのかわからなくなるぐらい、きれいな空気を吸いながらずっと歩いて、小奇麗な図書館にたどり着く。中はほとんど人がいないので、いや誰もいなかったかもしれない、外から見ていたよりもとても広く感じる。閲覧室の角の一つに座り、壁に向い、本を読む。時間の感覚がなくなる。小説なのか、詩なのか、夢の中で、また一つの夢に入り込んだ感覚。別な世界に落ち込んでいく、もう戻れないのではないかと予感。スリリングな快楽。だがふと、夢の中の現実に気がつく。隣に女がいる。同じ本を読んでいる。そして二人で同じ世界に溶け込んでいく甘美な時間が始まる。 ミヤマクワガタのオスと一緒にされたメスが次々に命を落としていく。発見された時弱々しかったそのオスは、今やすっかりオスらしくなり、そして凶暴になり、すぐにアゴを大きく広げて威嚇する。メスを完全に支配下に置こうとする。 土日の仕事でまた日に焼けて、普段会話のない人が話しかけてくるぐらいひどい。地下鉄の中の鏡でふと自分を見ると、おでこが黒光りしている。甲虫的な色と艶である。気持ち悪い。本当に光っている。そのうち皮が剥けてくるのだろうかと思うとぞっとする。甲虫になってしまったりして・・・「変身」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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