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映画「電車男」の中の、中谷美紀の声が印象に残っている。慎ましやかだが、感情の入った声。
Sのハスキーな声を思い出す。いまだによく覚えている。好きな声。 椎名林檎。 どちらかというと、男の声の方が多く記憶にある。 clint eastwood、lou reed、佐野元春、john lennon、godard、松田優作、友人のG、K、N、中田英寿・・・ 出張から戻り、高橋悠治ばかり聴いている。 時間の中に音楽があるのではない。音楽の中に時間がある。 時間の枠の中を音楽が流れるのではなく、高橋悠治のピアノの音の歩みが時間を創造する。 古澤巌+高橋悠治のアルバムがiTMSに出、直ちに購入。 フランクのヴァイオリン・ソナタ。そして大好きなラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」。 私はつくづくピアノが好きなのだなあと思う。ヴァイオリンの調べ、音の流れに乗りたくない自分がいる。嫌いだということではない。ピアノの音を聴き取ろうとする。うまく言えないが、弦楽に酔いたくない。いや、音への酔い方の質の問題だろうか。弦楽の響きの方がピアノよりも、自分の内側にある感じがする。自分にあるものはいらない。外へと誘うピアノの音を聴きたい。 ヴァイオリン・ソナタでさえこうなのだから、ピアノ曲の対極にある交響曲を楽しむまでにはかなりの時間がかかるだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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