猪木魂

　ジムの写真を整理していたら、こんなものを発見！




　十一年位前だな。

　私はこの時ジム主宰のボディービルコンテストに勝手にエントリーされた。
参加者が少なかったのだ。
多分１０人はいなかった。

　プロレスラー思考の私としては、キレのある身体は求めていない。

　と言う事で、エントリーされてもまるで減量をしていない。

　それどころか、前日は親父の還暦祝いをやった。
そこで当たり前の如く、大量の酒を飲んだ。

　大会当日は二日酔い。
そして大量に水分を摂取していたので、一人だけ滝のような汗をかいていた。
（他の人は当然水分も控えているので、汗がでない。）
プロタン（身体を黒く見せるための黒い粉）も流れ落ちてしまう。

　みんなは真面目に身体を作っていたのに、私だけがこのプロレスラーっぷり。

　それでも審査は三位でメダルを貰った。

　真面目に取り組んだ人に申し訳ない思いでいっぱいだった。

　このどしょっぱい身体で銅メダル。
実に恥ずかしい。
当時のレベルは大変低かった。
左端の人は現在は全国レベルこの様な黎明期を経て、いまや県を代表するジムとなっている。

　今年は県大会、何名エントリーするんだ！？