三田のいのしし 見て歩き日記

2009/06/03(水)20:56

大金鶏菊の面白い話

花と園芸(1522)

この頃、ほぼ定期的に武庫川の堤防の上にある道路をジョギングやウオ-キングで周回しておりますが、 体の調整の傍ら動物や季節毎の花などを観察して写真を写す為にデジカメをウエストポ-チに忍ばせて、行動するのが日課に近い状態であります。最近注目した花がこれ・・・大金鶏菊 大金鶏菊武庫川の周回道路の下、水際までの間の草むらに点々として群れをなして咲く様になりました。インタ-ネットで調べたみたら、日本のかなり広範囲の河川や道路岸などに見られることがわかりました。 その結果、吃驚したことは、1. この花が外来品種であった事2. 元々栽培品種として輸入されたが、特定の場所を離れて猛烈に広がることにより、      生態系の破壊につながりかねないとして、現在では輸入禁止になっているらしい。    栽培も禁止されているらしい。3. しかしながら、この三田市でも広範な地域で見られるので、この禁止処置が手遅れ     ではないかと思います。ある時期、三田市の公園緑地課の委託で業者がこの武庫川べりのある場所、JR新三田駅近くのコ-ナ-に花壇を設置して次のような花を植えて咲かせました1.大金鶏菊 2.フランス菊 3.ルドベキア 4.バ-ベナ 5.その他現在は手入れされておりませんが、結果として繁殖力の強い物が生き残る結果となりました。 武庫川沿いの道路を越えて川側の岸辺に群生する菊も写っております。 ざっと500mぐらいの長さの花壇がこの大金鶏菊で埋まっております。 フランス菊大金鶏菊がのさばっておりこのコ-ナ-で、これまでの植栽品種の中で生き延びてきた貴重なお花で、大金鶏菊に比べてやや背が低いせいか、目立ちませんが、それでもかなりの数で咲いておりました。元へ戻って、この大金鶏菊が外来品種であって、輸入禁止、栽培禁止と言う情報が正しいとはおもいますが、以上の写真の如く(今となっては不確かな情報ですが)市営の花壇などでも植栽されるお花であったと思しき経緯からすれば、今以上に広げたくはない無いと言う方針は、実情に合わないと思います。種が風や川の水などで広がりを早めているようです。    

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