三田のいのしし 見て歩き日記

2012/12/06(木)21:27

平成24年 三田の野草を訪ね歩く。そのまとめ No.61~65 アフリカハマユウ、オモダカ、ボタンクサギ、クサギ、コモチナデシコ(またはイヌコモチナデシコ)

花と園芸(1522)

No.61~65No61 アフリカハマユウ インドハマユウと言う名前が流通しているらしいが、元来アフリカの所産で、アフリカハマユウが正しい名前だそうだ。 2012-07-25 撮影 大原の畑と畑の間の岸にて、大きな株になっていた。 アフリカハマユウの花 (インドハマユウの名前が一般的らしい) お花が綺麗なので、1株分けてもらって庭に植えたいと思いましたが、この株のあるご家庭のご主人はあまりにも勢いが強いので乗り気ではありませんでした。 在来のハマユウの花 「季節の花 300」 ご提供 アフリカハマユウがインドハマユウと誤解されている理由について 1. 全体として、インドハマユウと非常によく似ていること 2. インドハマユウは、花の中に赤い線があること 以上は、HP「季節の花 300」から引用させて頂きました。 アフリカハマユウとは: 1. 科 名 ヒガンバナ科ハマオモト属 2. 学 名 Crinum bulbispermum 3. 別 名 ボ-ウエリ-、ボウウエリ- 4. 原産地 アフリカ(インド原産の表示が多い) 5. 花 期  6月~8月 6. 特 徴 7. 環 境No.62 オモダカ 今では農薬の散布対象にもなっている雑草扱いのようですが。極端にはびこらなければ、お目こぼしで岸に近い稲株の間から、青の独特のスタイルの株と清楚な花が沢山見られます。 2012-07-25 川除の田んぼにて撮影 家紋としてもオモダカは有名であり、下の写真の花と共に図案化されている。 オモダカの花 オモダカとは: 1. 科 名  オモダカ科オモダカ属 多年草 2. 学 名 3. 別 名  ハナグアイ 4. 原産地  日本、東アジア 5. 花 期   8月~10月 6. 草 丈  20~100cm(水上の部分) 7. 特 徴  食用のクワイの元になった原種。 8. 環 境  浅い水中、水田。 No.63 ボタンクサギ 三田市大原の藪からこのボタンクサギの花が見える。 花は誠に綺麗ですが、その葉などに触ると独特の匂いがするらしい。 それが命名の由来らしい。 2012-07-26 大原で撮影 ボタンクサギの株 ボタンクサギとは: 1. 科 名 クマツヅラ科 2. 学 名 Clerodendrum bungei 3. 別 名 ヒマラヤクサギ、ベニバナクサギ 4. 原 産 中国南部 5. 花 期 7月~9月 6. 特 徴 葉っぱに触れば特有の匂いがある。 7. 環 境 No.64 クサギ 2012-08-16  三田市大原 谷川にかかる橋の袂にて撮影 クサギやボタンクサギはこの三田市内のみならず、やや馴染みのない部類の花だと思います。 ボタンクサギは、樹高も少なくとも1mかそれ以上あるし、お花もご覧のとおり派手な彩ですが、クサギは樹高こそ2mぐらいでしたが、お花は人の目には地味な存在に見えます。 しかし、下の写真の如く雄しべを長く突出し、ブル-の雄しべ(葯と呼ばれるのでしょうか)はきっと昆虫からは、燦然と輝いて見えるのではないでしょうか。 クサギの花 2012-08-16 撮影この木の実は、実に派手な彩であり、小鳥の注目を浴びて、食べてもらいあちこちのその種を落としてもらう彩であるらしい。 ウイキペディアご提供の写真 植物の子孫へつなぐ努力には頭が下がりますね、綺麗です。 クサギとは: 1. 科 名 シソ科(元クマツヅラ科)クマヅスラ属 2. 学 名 3. 別 名  4. 原 産  日本、中国、朝鮮半島  5. 花 期   8月頃 6. 特 徴  葉っぱが独特の匂いで臭いから臭木、クサギ 7. 環 境 No.65 コモチナデシコ(またはイヌコモチナデシコ) この植物に気が付いたのは7月で、この植物が最も盛んに生育している4,5月頃から7月までのことが分かっておりません。 この花は5弁なので、分かりやすい5弁の花を探した この花のように次々に咲いては、抜け落ちるらしい。すぐ上の写真にはその抜け跡 がはっきり見えている。もともとの花が分からないので、この写真の花が2度目の花か、何かわからない。 これも来春のお楽しみです。イヌコモチナデシコとコモチナデシコの2種類があるらしい。 1. 植物の世界では、あまり役に立たない物に対して、イヌ…と命名するケ-スが    あるらしい。 2. この非常に紛らわしい植物2種に関して、その一つをイヌ…と特に断って命名    された理由は何か ・・・・・・・ これらの事も来年4,5月頃の生育期に観察しながら、資料に当たりたいと思っております。 これまで見た資料から、今回の写真の花は「コモチナデシコ」だと思います。 三田市では、武庫川界隈に沢山の枯れ株を見つけましたので、来春のこの花の スタ-トを見誤ることは先ず無いと思っております。コモチナデシコとは 1. 科 名  ナデシコ科 2年生草本 2. 学 名  Petrorhagia prolifera ball et heyw.  3. 別 名 4. 原産地  ヨ-ロッパ 5. 花 期   5月~6月 実際は7月にも咲いているので? 6. 特 徴   大きな苞に包まれた球形の花序を着け、5弁の花を咲かせる。  7. 環 境   武庫川の川岸や、その土手上の道、橋の歩道との境など※ イヌコモチナデシコとコモチナデシコの識別があまりにも難しいので、多くは、    茎の部分に着目して対生するその葉2枚が合体して茎を包む、その部分を    鞘と名付けているようですが、その長さに着目しているようです。    鞘の幅と長さがほぼ同じ長さの物を「コモチナデシコ」 来春4,5月の武庫川へのウオ-キングに楽しみが一段と高い物になりそうです。      

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