2015/07/17(金)10:06
7月8日(水)花の散歩 久しぶりに出合った花を楽しく綴ります。まずはグロリオサから始めます。
大原の里をカメラを持って歩きました。グロリオサ (ユリ科)
ユリ科 毎年1回はご紹介出来ていると思いますが、こうして個人のお宅の庭でも魅力的な花を
咲かせておりますし、テレビの番組などでも花瓶に飾られたこの花をよく見ます。 別名 アカバナキツネユリとかユリグルマと呼べれることもあるようです。 この花の特色は、下向きに咲いた花の花びらがやがて反り返り、写真のように上を向く ことにあるようです。 そういえば花の基部に葯らしい物が横に開いて見えます。
ヘメロカリス・黄色の花 : 塀の外の花壇にて ユリ科 ヤブカンゾウ、ノカンゾウなどの仲間で、栽培品のヘメロカリス、その中の黄色い花です 後日、この塀の外の花壇で豪華に咲きだした赤褐色の花に比べても黄色い花が
日本人向きではないか、そんな気がします。
この細長い葉がヘメロカリスと他のユリ科を区別するポイントらしい。
ヤブカンゾウやノカンゾウなども同じ細長い葉をしており、他の百合とは区別がつきそうです
★ダリア : この塀の外の花壇の常連です。 お見事です。★
半夏生の白い葉 : 塀の外に見られる花壇にて 昨年までは無かったと思う。来年の半夏生の季節にどのくらい増えてていて、どんな形で その葉が白くなるか また その株に咲く花の経時変化を楽しみたい。
大量に繁茂している同じ大原の池も近いのでそこがこの株の移入元かもしれない。 余談ながら : このお宅は三田固有の入母屋妻入りの民家の一つです。
その中庭は立派な日本庭園が設けられているかもしれません。
そこで勝手な花を楽しむことはできないので、塀の外が利用され 、自由
花造りの場になっているらしい。
★ ヤブカンゾウ : ユリ科ワスレグサ属 雄しべと雌しべの様子
花びらが裂けていて雄しべ雌しべの基部も見えていたので撮影。
雄しべ雌しべも花びら化して八重咲に見える・・・云々の情報もありましたこの花。 ノカンゾウの花が咲いているはずであり、もう少しウオ-キングや観察のサイクリング を行ってみないと野草としての「ノカンゾウ」に遭遇出来そうにもありません。 ノカンゾウの御紹介:
「しろうと自然科学者の自然観察日記」の最近の記事からお借りした写真です。
見た所花びらの形状がヤブカンゾウに比べて、単純と言うかすっきりしているので、
誤解は起きないと感じた。 ★
アフリカハマユウ : ヒガンバナ科ハマオモト属 田んぼと畑の岸にて、その株は豪快に茂っていて、花が沢山ついておりました。 別名 インドハマユウ
元来アフリカ原産の花ですが、いったんインドを経由して渡来したので「インドハマユウ」 の名前が先に定着してしまったそうです。★
アメリカコナギ ミズアオイ科 水田ではびこり、農家の皆さんを苦しめる代表的な草。 田植え後日が浅いので、今はこんな程度、放置しておくと猛烈に育つ。
現在の農作業ではこの草取りが一番つらい作業かもしれない。 7月13日(月)家庭菜園で仕事をしておりましたら、その下にある稲田でご夫婦が田に 入り、このアメリカコナギを1株、1株引き抜き除去しておりました。 ここの田はそんなにこの雑草は茂っておりませんでしたが、田んぼによっては見るも 気の毒な程で、憎たらしい雑草と言えます。★このコ-スは、ウオ-キングのコ-スでもあり、家庭菜園への道でもあります。ウオ-キングだとここから大歳神社から武庫川に向かうコ-スなどさらに距離を伸ばしますがこの日はこの後、畑での仕事に切り替えたので花の散歩もこれで終わりです。★大原町はもともと広大な面積を誇り、近くの県立有馬富士公園や福島大池、或いは国立だった兵庫中央病院、また我々が住む友が丘なども含まれておりました。まあ、わが友が丘はその面積比で言えば”ちょびっと”と言うところです。入母屋造り妻入りの住宅もこの三田市内では多く残っている地域だろう。良い場所に住むことが出来、自然に浸りながら生活できることを感謝しております。