2017/07/05(水)07:23
スイカズラ(スイカズラ科)の花と育ち時期により変化する葉が面白い
6月1日(木) 曇りのち晴れ
スイカズラの花 雄しべに混じって花びらから突き出ている雌しべの花柱と柱頭。 柱頭が緑であるときは”受粉前”と言われるが、この写真は黄色く見えるも、あいまい。 撮り方と観察の仕方の今後の勉強どころの一つになった。 キンギンカ(金銀花)の別名通り、白と黄色の花弁が見えるが、写り方によりややあいまい。 その3 この蔓の花花びらがまだ白いが、柱頭はやや黄色いように見える。緑であれば受粉前。
6月1日現在ではその葉が出来た時点、釣りにおける場所により様々な変異がある事は知らなか った。ただただ ”こんな葉だ” とご紹介の意味で撮影したもの。
葉の形状を専門用語で説明できないのは残念ですが、微妙に違います。
6月4日(日) つる性植物の本の情報に基づき、葉の変化を知るために同じ現場で撮った。
後でご紹介する「大原の山の端でみた若々しいつると葉」に比べるとだいぶ異なる印象だ。 1) 溜池と道路の境にあるフェンスに絡んで伸びた蔓に咲いている花に注目して撮影 2)著書「里山のつる性植物」の中で、スイカズラ関連情報として: 光を獲得するための葉の変異として、テイカカズラ、スイカズラが紹介されているのを発見。 何も語らないものの、けっこうすごいその生きざまにいつもの0ことながら驚いた。
冒頭の写真はかっこよくつき出た蔓と花の写真ですが、2)項の情報を基に手持ちの写真を調査 (1)葉の変異について :参考資料を見つけた! 春の新葉・・・春菊のように波打って切れ込む 2016.09.29 ヒヨドリジョウゴの蔓と葉だと思いますが、今後、スイカズラの新葉の葉を確認するのに 参考になる葉の形状です。 へデラやのブドウの葉なども、様々な変容が見られる。つる性植物の葉についての考え方 は柔軟でありたい。
2017.06.02 先端に花をつけている蔓の葉 山の端、やや日陰の現場
※ 葉は、対生。卵形で全縁だが、若枝に付く葉は切れ込みがあり、成長過程や季節に
より変化がある(「里山のつる性植物」 39ぺ-ジから引用) 竹やぶにあって、テイカカズラと競争しながら伸びてきて道路の端にその蔓と花を見せ たところ。少なくともこの場所と蔓の部位から見て、その葉は普通の葉に見える。
この花は、細い花筒の先が唇状に大きく2裂、下唇はへら状。その上唇は浅く4裂 つぼみの時、花の外側はこの写真のように赤く開花するとその中側が白い。 この花に関する専門情報に接するまでは、遠くから見てこの花は赤、白、黄色の3色の花だ と思っていた。
雌しべの花柱は1個で長くつき出る。受粉前の柱頭は丸く緑色「里山のつる性植物」引用
柱頭は、この写真では浅い緑色になっているが、長くつき出ている。
スイカズラ( 吸蔓)とは: (吸葛と表示の例もある) 1. 科 名 スイカズラ科 半常緑木本 2. 学 名 3. 別 名 ニンドウ(忍冬)、キンギンカ (金銀花?) 4. 花 期 5~6月 5. 分 布 北海道(南部)~ 九州 6. 環 境 野山、林縁、道端 ※ 命名の由来とその性状 花は2個ずつ並んで開花し、夕方から良い香りが漂う。蕾は薄紅色、咲きはじめは白色 次第に黄色に変わるので金銀花、口にくわえて甘い蜜を吸ったことから吸い蔓、一生懸命
緑の葉を丸めるようにつけて冬を越すから忍冬(にんどう) 以上の情報は「里山のつる性植物」谷川栄子著の引用。
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