2018/09/04(火)10:41
タカサゴユリの花があちこちに咲いております。これまで撮りだめた写真で感想を述べてみたい
ミゾソバの花 2008.10.17 その頃はこの花をかなり追いかけておりました
大原の谷川や湿田の岸、家庭菜園横の排水路など今でもたくさん咲いております。
ママコノシリヌグイの花なども見事ですが最近はこの2つの花に近付いていない。
さて、今回のテ-マです
風媒花のタカサゴユリ、いつ飛んでいくのか?
タカサゴユリは風媒花と言われており、風に運ばれて新天地で芽を出し3年ぐらい経つと他所へ移動する花とされている(「身近な雑草のふしぎ」森昭彦著より引用 )はたしてそうだろうか??? ずっとこの疑問を持ちながら見ている。
我が家の庭に来て、芽を出し花を付けだしてから10年以上になるなるはずです。 1. 先ずは、タカサゴユリの特徴 花に赤紫のラインが入ることが多い。葉は細長い。 花粉は赤褐色。 別 名 ホソバテッポウユリ 2. テッポウユリとの交雑が多いとされている。 3. 見たことは無いが。テッポウユリは葉が広い、花粉が黄色いとされている。 4. 純粋のテッポウユリらしい株と花を十数年の間、一度も見たことが無いので、もっぱら 交雑品の観察結果となっている
以上の要素を念頭に置いてため込んでいる写真を整理して載せてみたい。 タカサゴユリの花 2017.08.17
1. 花は白をベ-スに赤紫のラインが入る。テッポウユリより一回り大きい。
2. テッポウユリの花粉は黄色であるが、タカサゴユリは赤褐色である。 3. 一つの茎から5個から10個の花を咲かせる。一茎で50個(山陰の例)の花もあるとか。 風媒花であちこち旅をし、交雑を繰り返すので、純粋のタカサゴユリと決めつけることに難 があるらしい(以上は「身近な雑草に不思議」森 昭彦著214,215ぺ-ジから引用 ※ 2014.08.29 中庭 南側でお隣との境まで1mあまり
ほぼすべての花に赤紫色のラインがあり、花粉も赤褐色なのでこれはタカサゴユリだろう。 花数は14個?と多い。ホソバテッポウユリの別名通りで葉の幅は狭い。 尚、2018.08.22現在。この場所のタカサゴユリは健在です。 草丈は約2m
何年か経った。⇒また思い出して考えた ⇒日当たりのよい西南では2m高さ、また考えた?
庭の東済に咲いているタカサゴユリが消えてなくなったか?
はたして風媒花ならぬ”風来坊”で我が家の庭から旅立ち他所へ移動したか?
花に赤紫のラインがあり、花粉が赤褐色の花だから純粋のタカサゴユリ? 花には淡い赤紫色のラインがあり、花粉も赤褐色より淡いが黄色ではない。
花に赤紫のラインが無く、花粉はかなり黄色いタカサゴユリ(庭の南、ミョウガの株付近)
南の垣根、ミョウガに交じってのタカサゴユリ、十数株あるが花が咲いたのは数株? テッポウユリらしい特色も見えるが、細葉であり花も大きいので交雑品だろうか
2018.09.04 ネット検索/情報
「新テッポウユリ」と呼ぶらしい。 タカサゴユリで赤紫のライン(縞)の無い株を新テッポウユリと呼ぶらしい。 多分、その葉は細くて長いタイプを意味していると思われます。
こんな疑問が湧いて来た時にてブログに取り上げることになります。
冒頭でご紹介させてもらった森昭彦さんの御本の情報に接した 最初の頃は、私なりに市内の
かなり広い範囲を巡って、野原やご家庭の軒先に見える花とその雄しべを撮影してブログに 載せた記憶があります。 その時点でも我が家の東の隅にあるこのタカサゴユリは同じ株の花が続いているように見えた。 ”風媒花=風来坊”ではなくて、いつまでも居座っている。
また何年かたった、東の隅のタカサゴユリは元気でした
今では2mあまりのカイヅカイブキの塀に沿って南から西側の塀沿いに点々と育ち、超日陰で 成長の悪い株まで含めると数十株から100株に近い株数かもしれない。 専門的な言葉は分からないが、鱗茎と言うのか地面下で成長する塊の立派に成長できたものは 少々の日陰でも、このユリの高さのメドである50~150cmを超えて2mぐらいの高さになり 花をつけるようです。 草丈がどのくらい高くなるか?…はそれでわかるとして風媒花で、風来坊がいつ旅立つのか その謎はそのまま残っている。
テッポウユリは何処へ行けば出合えるのか? ⇒見つけた? 葉の幅が広くて、草丈の低いとされるテッポウユリは何処へ行けばお目に掛かれるだろうか。
この原稿を準備している時に時々こんな疑問も浮かんだ。
2018.09.04 所蔵の写真集でそれらしいユリに出合った
花粉も黄色く見える。
花に赤紫のラインが無い。
葉の幅が広い。
2017.06.28 市立図書館へ返本と借り出しの為出かけた際、図書館の花壇で出合ったように 記憶しているが、不確か。 少なくともこの3枚の写真からテッポウユリらしいと思った。 情報によるとこの茎長さは、30~200cmとあるので、タカサゴユリとテッポウユリの丈では
区別が難しい事も分かった
せっかく苦労?して、ここまで探したの、タカサゴユリの花に見る「赤紫のライン」の写真も 探してみた。
(葉は細長く、花に赤紫のラインがあるが、よく見ると花粉は黄色に見える。今回学んだ 新テッポウユリ=タカサゴユリの交雑品か)
鉄砲百合との交雑品も多くて、純粋のタカサゴユリがあるかどうか? そもそも十数年前に庭の東の隅で花を咲かせた一株は少なくとも20年ぐらい前に飛んできて 芽を出し、1年後ぐらいから花を付ける習性らしい、そして3年ぐらいで旅立つ(その庭には 無くなる。)その間に交雑を繰り返している。 そんな印象を受け取れる情報ですが、疑問はずっと残っている。 そんなユリなので花の赤紫のラインの有無も確かめる気が無かったし、いわんや花粉が赤褐色 か黄色か。
そんなことを調べる力もないまま今日まで来ていおりましたが、久しぶりに観ました。 記念すべきこの風来坊、今年もその株が出ていてが、邪魔物を置いたので今年はその花が見え ない。(私のうっかりが原因・・・こんなブログを書くのであればしっかり見たのに、ウム 残念・・・今の心境です!
〇 §
庭を庭園風に仕立てているご家庭では、風来坊のタカサゴユリの存在はきになることらしい。
8月21日(火)夕方、町内に出掛けたおり抜去している様子に出合いました。
3年ぐらいで居なくなってしまうのであれば放置して楽しむのも一興ですが、皆様それぞれに お悩みがあると思いながら散策したことでした。
〇 § Δ
※ その他のユリの花と球根の話・・・あれこれ
ウバユリ大原の竹やぶで咲くウバユリも種が飛来して地面に落ちてから芽をして以来約5年経過して、初めて花が咲くとされております。この場合も地上に見える株の茎の径の大きさ、草丈の長さもさることながら、目では確認できない地下の球根が一定の大きさに成長することが決め手のようです。
このウバユリの花の咲く株が近年見えない。この種にも羽根があるので、ご近所に飛んだ
種から芽だ出て球根が太る年月が経過していると期待しております。
トライアンファイタ-我が家では昨年はさぼりましたが、今年は10月に一度彫り上げて地下の球根を集めて、花が咲く球根をプランタ-、鉢、庭に埋めなおす大作業を敢行(ウフフ!)の予定。
百合固有の害虫の襲来対策が課題。
ヤマユリ鉢植えの株を近日掘り上げて、球根を確かめて埋め戻したい。