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カテゴリ:漫画文庫感想文
斉藤倫の初期の頃の作品。
そうはいってもこちとら初・斉藤倫ですので、初期でも中期でも条件は同じです。 普通の女子校のフツー・・・より若干おばかちゃんな聖(きよら)。 その女子校に○ヤな風貌の男の先生が赴任してきた。彼の担当は『家庭科』。 日本の女子高生をすべて大和撫子に育て上げるという教育熱心(?)な彼と、料理から洋裁まで なんにも出来ない聖とのぶつかり合いから生まれる、学園ラブコメディ。 いやしかしホントに学園ラブコメ。 これでもかってくらいの学園ラブコメ。 設定はどうあれ、この上ない学園ラブコメ。 古き良き時代ですね。デート1回、キスひとつで大騒ぎする時代の少女漫画ですよ。ええ。 展開はテンポがあってなかなか良い。まぁ作画がこの手のぽやぽや系(主線がねぼけた感じ) が苦手な人は苦手なんだろうけど、若さというか勢いというか、ラブよりコメの要素が強い 感じで面白く読めました。 宮川匡代のせつない感じはグッと読ませますが、こちらは笑わせといて良いところで読者の ハートをぶち抜く力強い戦略。 読みやすいからなぁ、ザクザク読めてしまうのが良いところでもあり悪いところでもあり。 もう少し文庫が安ければ、お得感がでて評価アップなんですが。 あと他の(すっとんきょーな兄妹とかね)にも手を出しやすいんですが。 贅沢な相談でしょうかね、集英社様。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/05/26 11:56:09 AM
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