ディッキア・エステべシー 成長記録①
今回は原種ディッキアの人気種、「ディッキア・エステべシー」についての記事になります。R5.4.3 購入時の様子基本情報・パイナップル科(ブロメリア科)ディッキア属・南米原産・夏型言わずと知れたディッキア界の王様(ホント王様好きだなw)本来ディッキアは葉をロゼッタ状に展開するのですが、このエステべシーは互生(葉が交互に展開すること)のため、成長するにつれて葉を扇状に展開して非常にカッコいい!よく「甲殻類の様な」と表現されますが確かに、大株の画像を見るとオニイソメの様なグロテスクかつ優雅な見た目をしていますね。植物を始めた頃はディッキアもアガベもちょっと厳ついアロエ程度にしか認識していなかったのですが、いつの間にかアガベ沼にハマり、ディッキアにも興味が出てきた頃に色々調べてみると、「どれも似たような形。品種も多くてどれが良いのかわからない」となり手を出せないでいました。しかし調べていくうちに一際異様な姿のエステべシーに辿り着いたと言うわけです。ディッキアは成長も早く、比較的丈夫でブロメリア属と言うこともあって水が大好き。兎に角水を欲しがるようで少し乾燥気味になると直ぐに葉先が茶色くなってしまいます。下葉は枯れ込むとそれはそれでカッコいいのですが、展開している新葉は枯らさない様に毎日灌水しています。R5.4.28購入後暫くは室内のLED光が漏れる場所で養成させていましたが気付くと何枚か葉が展開していました。まだ気温も20℃前後と肌寒い季節だったのでかなり乾かし気味に育てていたら既に葉先が枯れ始めてしまいました。この日からジャブジャブ灌水することになります。R5.6.8この頃からベランダ管理に移行しました。ただ家のベランダは完全に西向きなので、日差しが入り始めるのは午前11時頃。遮光は必須なのでベランダには遮光ネットを張っています。今の所葉焼けもせず元気に成長してくれているようです。R5.6.18葉の勢いが凄い!あと子株がついていた様で此方もどんどん成長しています。このサイズでも子株が吹くということは来年の春は花が咲いてくれるかも知れません。自家受粉させて種が獲れたら沢山増やせるかもと妄想してしまいます。子株の様子まだまだ小さいので植替えまでこのまま様子を見ることにしました。上から子株が吹いている所から旋回が止まっているように見えるので、このまま綺麗に扇状に育てたいですね。私は互生する植物が好きなようで、スプラフォリアータも育てています。あとは同じディッキア属のポッティオルムも気になっています。エステべシーとはまた違った白い草体が綺麗な品種です。それではまた!