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Assalaam!

☆現在アラブ人は警官の標的☆


   警官の暴言
    「日本に居るんならチャント発音しろっ!」


*テーマ「警察官の不祥事(4)」で以前取り上げた内容ですが、
ここのところ、アラブ系外国人に対してピリピリしているので
こんなこともありました、という意味で、載せておくことにしました。


 ≪東京都足立区の東武竹ノ塚駅前にある竹ノ塚駅前交番。≫

 友人のSadieqは都心の飲食店に勤めている。
帰宅時間はいつも深夜となるので、当然終バスには間に合わない。
 
 彼はいつものように竹ノ塚駅から自転車で家路に着こうとしていた。
(彼は駅前の駐輪場を利用しているので違法性は何もない。)
その時突然、あの駅前交番の警官が声をかけてきた。

  「おい、ナニやってんだ?」
ついこの前も、職務質問と証して嫌がらせをしてきた奴だ。
(Sadieqの自転車は彼の名で防犯登録をしてある。
    先回、奴にはそれがお気に召さなかったようだ。)

 「おい、パスポート出せっ。パスポート!」

        ・・・ナゼ?

  Sadieqは外国人登録証を差し出した。
  「パスポート出せって言ってんだよっ」

 しかし何の為に?外国人登録証には
国籍・住所・パスポート番号のすべてが記載されている。

 「パスポートじゃねえと話にならないんだよっ。」


 何故パスポートの提示を求められねばならないのかと
警官に問いたいのだが、それにあたる日本語を知らない。
「アナタ、何ガ、、ホシイ?」Sadieqの精一杯の日本語だった。
そして彼の日本語はお世辞にも完璧ではない。


 家に電話をかけたなら日本国籍の妻が助けてくれる。
しかし、あまり若くない彼女は臨月を迎えている。
その上、体調が優れずここ数日は、横になっている状況だ。
長年、待ちに待った待望の二世の命が風前の灯なのだ。

妻にできる限り無用な心配をかけたくない。

 石のように押し黙るしかないSadieq
 
 そこへ、妻からの電話が入った。

帰宅時間をとうに過ぎているのに何の連絡もしていないからだ。

 彼はカタブツを絵に描いたような空手の師範代である。
その上、所謂伝書鳩で、仕事と家の往復以外、妻を置いて
1人で外出をしたことは一度も無い。

 2回、3回、4回、、、何度も携帯電話が鳴る。
かえって心配をさせるので、Sadieqは電話に出た。

 すると警官ががなりたてた。
「おい。日本語ワカンネーのかよ。パスポートっつてんだよっ」

 Sadieqは警官の言葉を遮った。

「アナタ達、汚い言葉使ワナイデ!」
妻に罵声を聞かせたくなかったからだ。

「Sadieq、何があったの?パスポートがどうしたの?」

妻の問いかけに何か答えようにも警官は一層声を荒げている。
  「何電話してんだ?ふざけんなっ。」

 もうSadieqにはどうにも仕様が無い。
妻は、その怒鳴り声が先日の警官だと気づいた。

妻はSadieqに電話を警官に渡すよう伝え、
「私、奥サン、話シマス、」と警官に携帯電話を差し出した。

「そういう問題じゃァねえんだよっ。
  イイから早くパスポート出せっ。おい!」

 電話に出ようともしない警官。
安静にしていなければならない状態にあった妊婦が、
警官から夫を守る為に押っ取り刀でタクシーで駆けつけた。
この時既に1時をまわっていた。

 現場に着くと7人の警官に囲まれてSadieqがいた。

 「主人が何をしましたか?」
声をかけると警官たちが突然敬語になった。

「スミマセン奥さん、ご主人に職務質問をチョット、」

 「ちょっと1時間以上ですか?」

「いえ、職務質問をしようとしたら、ご主人が非協力的で。」

「先ほどのような質問のし方でしたら、誰でも嫌がりませんか?
 何故パスポートが必要なのですか。主人は外国人登録証を
 お見せしませんでしたでしょうか? いかがですか?」

「しかし、国籍の確認が、、、コレでは、、、。」
消え入るような声になり、追い詰められた警官は、登録証では
内容が不十分だと言い訳で逃れようとしながら、既にSadieqから
取り上げていた登録証を出して来た。

「上の端にカタカナで何と書いてありますか?」と妻。

「・・・スーダン共和国です。」
警官の手が震え始め、声はいよいよ小さくなっていく。

「そうです。それが国名であることは分かりますか?」

「しかし、ご主人の住所は千葉になっています。」

 警官は、墓穴を掘った。

「登録証は書き換え時期の前に転居した場合、
 運転免許証と同様裏に変更事項として記載されます。
 そういった警察官としての常識もご存じなくてむやみに
 主人を1時間以上も拘束していたのですか?」

確かにSadieqの登録証の変更事項の欄には足立区竹ノ塚○○、
と現住所が記載されている。

 その時、頭の悪い年配の警官が割って入り、言いはなった。


「まあ奥さん、もういいじゃないですか。
  彼は(交番の警官)黒人が好きじゃないだけなのですから。」

 それは絶対に言ってはいけない言葉である。
Sadieqの妻がこの発言に納得をする筈はないのは
誰でも分かることであるが警官どもには分からなかったようだ。

  「それは完全に人種差別ですね?!」

 と年配警官を見据えると、うろたえた。
他の警官達が、何とか自分の仲間を正当化しようと躍起になった
「好き嫌いの問題で、差別とは違う、」と言い、
「この前、西新井で黒人に殴られたという事件があった」と言いだした。

 犯人はどんな風体か訊ねると、何も答えられず口篭もり、
「詳しい事は知らない」「ただ黒人だった事しかわからない」
と言う曖昧さ。

 そんなずさんな捜査は絶対にあり得ない。
場を取り繕う為の方便である事は言うまでも無い。

 Sadieqの妻の祖父は、生前警察署長まで勤めた方だった。
産まれる前に父親をベトナム戦争で亡くした彼女は祖父の元で
厳しく躾られた。警察についてある程度の知識も当然あり、
警官に対して厳しい目を持っている。


 最後に、思いのほか反撃を食らって面白くない交番の警官が言った。
「あのねぇ、奥さんねぇ、ここは日本なんですよォ。
 きちんとした発音で日本語を話してもらわないと困るんですよね。」


  よく言えたものだ。彼等警官の吐き捨てた暴言の数々は
果たしてキチンとした日本語であったと言えるのであろうか?

この事件を聞いて、日本人であることを恥ずかしいと感じたのは
私だけではないハズだ。

 良識のある日本人がこれ以上減らないことを祈っている。







  


 2003/3/24 差別、虐殺の世の中を憂いながら。




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