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イム・ドンヒョクの続き…
彼のショパコン(とツウのあいだでは言ふらしい)CDの中でもワタクシのお気に入り上位に入るこの曲。 しかし、彼は「速弾き」と批判されることが多く、本人も「いくらゆっくり弾いてもそのレッテルを貼られてしまう」と何かのインタビュウで言ってました。 んじゃ、どれくらい速弾きなのか確認しようと、YoutubeでChopin Scherzo No. 2 Op. 31を検索し、かたっぱしから聴いてみました。 そしたら、決してそうではない、という感想。 みんな、速く弾くところとそうでないところがあるわけだし、それがすなわち個々の表現にもなるわけで(多分)。 速弾の場合の音のつぶつぶが、同じ大きさかどうか、という点では、ユンディくんやブレハッチくんのほうが良いのかもしれないんですけど。 でもそれが同じ大きさだから優れた表現だったり、技術だったりというふうにイコールにはならない気がしています。 ピアノを弾く喜びが溢れているブレハッチくんのほうが良い、という評価からみると、確かにドンヒョクくんの演奏は喜びというよりは激情ってかんじがします。それは同じつぶつぶではない音から導き出されると考えた場合に、んー、もうこれは好みの問題かなぁ。 ショパンを聴きながら美味しい紅茶が飲みたいならブレハッチくんだろうけど、ショパン聴いてるのになぜかパンクを想っちゃうような、そんなのがお好みならドンヒョクくんで。 どうでしょう? ※ 以下、某サイトのレビューに投稿したもの(ショパコンライブCDについて…) ピアノについては全くのドシロウトなんですが、某ピアノ音楽番組でその演奏を観て聴いて、CDを買いに走らせる何かがありました。自分がショパンの曲名を覚える努力をするとは、よもや思っていなかった…ピアノを弾いたこともないし、音大生でもないし、ましてや「のだめ」すら読んだことないのに(笑) ピアノに詳しい方からのご批判を承知で書くのですが(無知ゆえです、お許し下さい)、ドンヒョク君の音楽は、「ドラゴンボール」のベジータみたいな感じがします。 強く、鋭く、厳しく、傲慢で、孤独で。 でも繊細で、すこーし優しいときもあって。 若いのに完成されている音だけど、きっと、もっともっと、これからその世界を広げていくんだろうなぁと思わせてくれます。コンペティションでの態度や言動でいろいろ言われる事もあるようですが、頑張って欲しい! オバサン的な見方をすると…将来的にはクドい恋愛で女まみれとかになって(笑)、そこから立ち直ったりして、くわえ煙草でジャズなんかも遊び半分で弾いちゃったりして、そしてクラシックの世界は広く深く、海のように… でも、その鋭さはそのままでいてね~、みたいな。 あの鋭い音に突かれるのが快感なのよ~。 (ピアノに詳しい方、申し訳ありません) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年11月12日 00時19分14秒
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