2005/04/23(土)19:00
インシュアランスマンの今日の活躍!
本日、お客様の保険のチェックに。
依頼内容
妻の医療保険が欲しい
という事で早速ヒアリング開始
すると、こんな事がわかってきた。
・昨年家を購入し、ローン金額3500万
・月額20万、20年相当の遺族年金保険に加入
・医療保険、遺族年金、死亡金の合計は6100万
・妻に掛けられる予算は4000円前後
さあ、どうする!?
・妻の保険の要望に対して
通販の安いのってどうなの?というお決まりの質問が出た。
私は安い通販保険はお奨めできない。
なぜか?
ここで考えてみてもらいたい、
もし保険金請求したとき払ってくれなかったらどうする?
という不安感。
フリーダイヤルに問い合わせたときの杓子定規な対応。
世の中の全体の保険金支払いの確率は保険会社によって差が出るだろうか?
否、そんなことはない。安いには必ず理由があるはず・・・。
という事であまりにも安い保険はクオリティを下げ、約款にかかれている事も言葉の解釈が難しいため却下。
上記理由により、安い保険会社との取引はしないことにしている。
誤解を招くような商材は扱いたくない。
よって4000円前後の商材は不可能に近い。
しかし、お客様は予算がない・・・。
・夫の保険とローン金額3500万
次に夫の保険に注目した。
もし、死亡したときにローン支払いが相殺されたらどうだろうか?
家族はローンの支払いから免れる事になる。
いわゆる団体信用保険というものである。
これはローンを組むときに抱合せ販売されていることが多い。
したがって、このご主人様の場合には3500万の死亡保険と既存の遺族年金付き保険6100万
合計9600万の過剰な保険に入っていることと同じであった。
そこで予算を夫の保険から引っ張り出す。
ただそれだけでは芸がないので、
疾病一時金保険というものを2000万ずつ三種類を提案。
これで、重大疾病によるローンの焦げ付きの心配もなくなったわけだ。
つまり死ななくても、病気で一気に2000万保険金が出るのでそれを使って完済してしまおうと言う手法。
同じように奥さんが重大疾病になっても同じ原理で保険金を死亡ではなく出るような仕掛けをスタンバイ。
これで子供3人を一人で食べさせる事になったときのエンゲル係数上昇対策にもなる。
こうして夫の保険から予算を引っ張り出す事によって、妻の保険も安いものではなくしっかりとしたものになり、大変満足してくれた。
予算もオーバーしていない。
今までが保障オーバーだったのだ、つまりムダ金。
今日1日清清しい日差しを浴びてそのお客様の家を後にした。