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激辛講師のセレンディピティ

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2009.10.10
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カテゴリ:カテゴリ未分類



我が家の両親は今年金婚式を迎えます


ささやかだけれど


私たち子どもと孫たちでお祝いをと思い


計画をしていました



急きょ今日は実家へ行き


予約をしていたホテルへ兄と出かけました


今回は私が幹事です



芸能人もお忍びで休暇にやってくるというホテルを選び


お料理とオプションとお部屋の確認をさせていただきました




両親の金婚式


私たちにとっては大事なお祝いです




担当の方には大事な金婚式であること


もう両親を祝うことなど最後かもしれないので


良いお祝いにしたいと思っていると


私の思いも伝えました





花束とケーキや鯛の準備もお願いして


会場の確認をさせていただいた




でも、担当の方が


話をすればするほど私は迷った





「一応このお部屋ですが

 100%ではありません

 当日は他の予約も入りますからお部屋は変わる事もあります

 今はなんともいえません」




「えっ?予約時は○○のお部屋でお願いしたのですが

 当日に変わる事もあるんですか?

 最悪だとどのお部屋になるのですか?」



「こちらです」  



見せていただいた最悪の場合の部屋


窓から見えるものはホテルの壁だけ




「まだ他の予約はないわけですよね?

 それなのにうちがここのお部屋を予約できないのは

 予算の関係ですか?」



「いえ、家も都合がありますから」


説明を聞いて


ロビーに向かって歩く少しの時間で


私はここは止めようと思った




大事な両親の一生に一度の金婚式を


このホテルにお願いすることはできない


あの窓から見える綺麗な景色をバックに


みんなで記念写真を撮りたかった


でも


当日どの部屋になるかわからないようなところへ


私は両親を連れてくることはできない



娘として


私は両親のプライドを考えた



付き添ってくれた兄にロビーで小声で確認した


「キャンセルしていいかな」


「好きにしたら」



兄は


(おまえらしいな)


そんな顔で笑っていた




どんなに私が大人になっても


我が家は兄、長男の意見にしたがわなければならない


何を決めるにも兄の確認をとらなければならない


でも、兄は納得してくれた



「申し訳ありませんが今回はキャンセルさせてください

 ご縁がなかったようですので、また機会がありましたら・・・」


そう言ってホテルを後にした



担当の方が真っ青な顔で平謝りをするのですが


「私は怒ってませんよ

 ただ、この対応では当日が心配です

 私の大事な両親のお祝いなのでここにはまかせられません

 私の思いそれが伝わらなくて残念です」



ここにまかせようとはどうしても思えなかった



我が家の父の事は担当者は知らない

しかし支配人はよく知っているので

だから余計に焦ったのだろうけれど


子供が3人いるので

子供用にお料理をちょっと変えてほしいことや

その他のお願い事がまったく通らないことなど

私には理由の一つでした



たったそれだけがなぜできないの?



金婚式


(お手伝いさせていただきます)

その一言もない



ホテルマンとしての

プロ意識を残念ながら感じることができませんでした



私が嫁ぎ先の義母と義姉と義兄と甥っこ達と

山形の有名人気の温泉宿に行ったことがあります



旅行社が選ぶ100選のトップにならぶホテル

義理の父が亡くなった後

位牌をもって旅行に行きました



義理の父はそのホテルがお気に入りでしたので

だから一周忌はそこでと思い

お位牌を持っての小旅行



夕食時に仲居さんが父のお位牌を見つけ

その後に

おかみが部屋に来て


「少しですがご用意をさせていただきました

 足りないものは申してください

 もっと早く気がつけばよかったのですが・・・」

(昔なので言葉を正確には覚えていませんがこんな感じです)




おかみは義理の父のために

お願いもしていない私たちに

立派なお膳を用意してくれました



そして


「これでご家族が一緒ですね」と

そんな言葉をいただいたと記憶しています



私の忘れられないサービスの話です



兄の運転する帰りの車の中で

次のホテルをどこにするか・・・

お父さんなんて言うかな。。。

お母さん呆れるかな。。。



そんなことを考えていた



えーーーい、どうにかなる!




兄が

「じゃー俺が知っているホテルに聞いてみるか」



で、あっさりと

無事そのホテルに予約を入れることができました星


実家に帰宅後父に報告


父は何も言わずに納得してくれた

母も私の気持ちを理解してくれた




早い夕食をごちそうになり

帰宅しようとする私に母は


自慢の畑でとれた里芋を

どうしても朝倉先生に持って行けと


たんまり持たされた・・・



200910102307000.jpg




こんなたくさん袋に入れて新幹線に乗るの??

行商じゃないんだから。。。


でも断ればまた機嫌が悪くなるし・・・


わかったよ!

母の気持ちを考えて持って行きます!

他人の目を気にせず持って行きます!


どんなに私が不格好に見えても

帝国ホテルタワーに持って行きます!


阿部部長明日はエコ手提げ袋を用意して出勤してください!


で、いいんですよねママちゃん大笑い


これも親孝行の一つなんです♪










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Last updated  2009.10.11 01:31:26
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