インテリアプランナーの仕事&子育て日記

ストックホルム 日菜子の腹痛

さて、ストックホルムのグランドホテルは、王宮と海を挟んで向いあっています。
王宮に泊まれるのは王族、皇族でもかなり上位の方に限定されていて、その他の国賓はこのグランドホテルに泊まるのだそうです。
橋を渡るとすぐ王宮という便利な場所で(でも国賓は歩いて橋を渡ったりしないと思うけど)ノーベル賞の受賞者もこのホテルに泊まるのだそう。

私達が泊まったのは王宮の見える側の5階ですが、外から見えるのは6階まで。7階はほとんど見えません。エレベーターもカードを持った人しか7階には上がれないので、7階が国賓級の泊まる階なのでしょう。

とりあえずホテルに荷物を預けに行くと、恩師の奥様から紹介された私の大学の先輩からメッセージが届いていました。
ストックホルム周辺の、見学して面白そうなところをピックアップして下さったのです。

さて、さっそく出発~!と思ったら、日菜子が
「お母さん、お腹空いた~。何か食べたいよぅ!」

お腹空いたって・・・・朝のバイキングでたくさん食べたろうに・・・。
仕方がないのでホテルのティーラウンジに行ってみると、パンケーキを食べている人がいました。
ここでパンケーキを食べられそう。

一人分しかパンケーキを頼まなかったのが不思議だったのか、お店のきれいなお姉さんが、レストランで朝食のブッフェをやっていると教えてくれました。(でも私達はさすがにお腹がいっぱいだったの)
日菜子は食べるのが遅いので結局11時過ぎまでパンケーキを食べていました。大人の一人分なのでけっこう量があったのですが、とっても美味しかったようです。3分の2は食べていました。

日菜子が食べ終わるのを待っての出発。
本当はホテル近くに見たいインテリアショップがあったのですが、
王宮の広場で12時から衛兵の交代式があるので、それを優先することになりました。

王宮のある島はガムラスタンと呼ばれます。王宮の周りには小さなお店、お土産やさんやカフェ、レストランやアパートがたくさんあって、路地を歩くのがとっても楽しいの。

交代式を見る前に、目当てのひとつだったスウェーデンの伝統的なプリント生地のショップを覗くことが出来ました。
ここの生地は高いし日本ではなかなか手に入りません。
ちょっと贅沢をしてタペストリー用の巾の狭い生地を2枚買いました。
北欧のプリントは柄が独特でとても面白いのです。派手な色使いが強調されますが、もともとは自然の素材をデザインしたものが多くて、かつユニークな柄です。

さて、時間ギリギリに駆けつけた交代式。小雨が降ったりやんだりであいにくの天気ですが、観光客がいっぱい!
広場の所々に立っている衛兵は厳しい表情をしていて、しかも銃を持っているので日菜子は怖くて近くに寄ることが出来ませんでした。
    
私もスウェーデンの交代式は初めてでしたが本格的なのでびっくり!楽隊付きで音楽も楽しめました。

衛兵交代式

音楽隊

整列~

王宮広場より

この王宮のすぐ横の広場にノーベル博物館(以前は証券取引所だったそう)があり、ここでノーベル賞の選考をするそうです。きっと今選考もたけなわでしょうね。












交代式を見終わると、もうチェックインできる時間なのでホテルに戻りました。部屋というよりホテル全体がさすがに豪華だわ~。

ホテルの階段
ふだん使わない非常階段ですが・・・お城のようでしたよ!

1時過ぎになってしまったけど、日菜子はまだお腹いっぱいでちょっと休みたいと言うし、一緒に食事をする大学の先輩が5時半に迎えに来て下さるというので、やっぱりここでもカップラーメンの登場。
ふたりでちゃちゃっと食べてしまおうとしたら、日菜子は「私もちょっとだけ食べたい~」
さすがに日菜子ひとりで全部は食べきれないと思ったので、私と分け合って食べました。

ストックホルムの町も、大通り公園みたいな公園があって、その端にNK(エヌコー)というデパートがあります。
ここもインテリアのフロアが充実していて、しかも本屋さんもあったので私は楽しく見て歩きました。(でも、目的の本屋さんは実は別にあったの・・・行けなかった・・・)
このフロアにもやっぱりお箸が置いてありましたね~。和風のランチョンマットなどジャポニズムの香りのインテリアいっぱい!

日菜子は途中で疲れてしまいお父さんと一緒にカフェで一休み。
ここで夫が海老のサラダを頼んだものだから、それを見た日菜子がまた食べたいと言い出したらしい。
夫は娘に甘いので、食べられるだけ食べさせた。
そんなに食べたら夕食が食べられなくなるでしょうに・・・。

このデパートの地下には、北欧のインテリアブランド(食器、鍋など)がた~くさん置いてあります。日菜子も案外きれいなものには敏感で、コスタボーダなどの高級品を、綺麗だね~いいね~と言うので警戒(笑)しながら見て歩きました。

余談ですがスウェーデンは車椅子や足の不自由の人がたくさん街中を散歩したり買い物をしていて、地面は石畳で決して歩きやすいわけではないけれど、バリアフリーが進んでいるんだなぁ~と実感。
北欧の中では特に、色んな人種の人が働いているなぁと思った国でもあります。
社会が開かれている印象がありました。

先輩に紹介して貰った“デザイントリエ”という若いデザイナーの作品が売られているショップも見て、夕方近くになってしまったのでホテルに戻りました。
昔からずっと見たかったショップは土曜日は4時までなのでもう間に合わないし・・・なんとも不完全燃焼な私です。

さて、初めてお会いした先輩は、スウェーデン人のご主人の運転する車で、眺めのいいスポットを案内してくださいました。
湖のほとりのデザインストリートやストックホルムの市庁舎が見下ろせる公園。
とっても楽しかったのだけれど、なんと日菜子が
「お母さん、お腹痛いよ~。車に酔った~!」

聞くと夕方ホテルを出る前からお腹が痛かったのだそう。早く言えばいいのに~~~~。
日菜子のために酔い止めやら胃薬やらたくさん持ってきたのに肝心な時に使えない羽目になってしまいました。

食事はガラムスタンの地下のレストランを予定していたのだけれど、日菜子がそこの臭いが気になると言うので急遽別の店に変更。
岩をくりぬいて作る店なので、空調はどこもあまり良くなくて、日菜子のように体調が悪いと気になるかもしれません。
(レストランは地下にあることが多いです。地下をセラーというそうですが、セラーという言葉は、普通は“高級レストラン”という意味で使うそうです)

スウェーデンの人は路上のカフェでオーバーを来こんで食事していたけど、私たちにはちょっと寒い。9月いっぱいで路上のカフェがなくなるので、今時期は寒くてもここで食事を楽しむ人が多いのだそう。

ご主人のお友達がやっているアンティークカードのお店を見て気分転換したあと、同じガムラスタンの先輩のなじみのレストランに連れて行っていただきました。ここも地下にあるけど、臭いはしなくて、トイレにソファが置いてあったので、結局日菜子はここで休むこととなりました。

先輩のSさん、日菜子の側に付き添ってお腹をさすってくれたり、足を指圧してくれたり・・・とても心配をかけてしまい、申し訳なかったです。

先輩一家は2年間札幌にも住んだことがあるそうで、ご主人も日本語が少しできます。
日菜子が気になりつつ、見に行きつつの食事はなんとも落ち着かないのもでしたが、色んな話が出来て楽しかったです。

ちなみに夫はトナカイのステーキを、私はサーモンのステーキを頼みました。
量が多いのですが(日本の倍くらい)サーモンはトロリと美味しくて、全部きれいに食べてしまいました。美味しかった~♪
ここは伝統的なスウェーデン料理を出す店だそうで、昔からメニューも味も変わらないんだそうです。

デザートの美味しいアイスクリーム、日菜子に食べさせてあげたかったな~。
腹痛の原因は、たぶん緊張と疲れと食べすぎでしょう。
それにしても、日中食べ過ぎだよ~。






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