カテゴリ:カテゴリ未分類
シャープがなぜ、台湾の企業の支援を受ける羽目になったのかの原因を論ずる知識はない。が、あれだけブランド力の高かった企業が、新興の家電メーカーの傘下に入るというニュースを見て思うところはある。
シャープは、かなり好きな企業だった。私の持っているMDプレーヤーはシャープだ。MDはなんだかんだでいまだに1000枚くらい持っているのでMDプレーヤーも使っている。MDの聴けるオーディオが今は入手不可能になっているのでこのプレーヤーは貴重だ。 思えばMDも短命だった。出た時はCDとカセットテープのメリットを足して2で割ったような理想的なパッケージソフトだと思ったが、足して2で割ったようなところが中途半端だったのかもしれない。今でもMDは優れたオーディオだと思っているが、これだけ世の中から駆逐されてしまうと個人ではいかんともしがたい。生活の中で音楽を聴くのはもっぱらiPodなどのデジタルオーディオプレーヤーになってしまっている。しかし、圧縮された音源と比べればMDの方が音質はいい。 で、シャープだが、私は今でも7年ほど前に買った携帯電話、いわゆるガラケーを使っているが、これがシャープ製だ。すこぶる使い勝手がいい。大きさ、色、デザイン、キーの打ち易さ、付属のソフト(万歩計がついているのがうれしい)、どれをとっても文句のつけようがない。さすがにシャープだと思う。もちろん、電池の持ちもいいので、普通に使っていれば充電は1週間に2回で済む。 パソコンはダイナブックとヒューレット・パッカードを使っているが、メビウスは一度は使ってみたいといつも思っていた。 昭和40年代から50年代かけて販売のトヨタ、技術の日産と言われていたが、日産は凋落した。そのころ国内3番手をホンダ、三菱と争っていたマツダはロータリーがあるから大丈夫などといっていたがフォードの傘下に入った。もっともその後、ロータリーから離れてV字回復をして今ではフォードの助けを借りていないが。 シャープも、技術力の高さはいったん忘れてやり直す必要があるような気がする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年02月27日 01時16分16秒
コメント(0) | コメントを書く |
|