2005年春学期-授業について-以下、私が受講したT2コースに関する内容です。学生ビザ、滞在許可書を申請するには週20時間以上の授業時間が必要なので、ソルボンヌで勉強する場合は最低でもこのコースを取ることになります。(他には週25時間のコースもあります) ・授業期間 2005年2月9日~5月19日(授業日数60日) ・春休み 2005年4月23日~5月8日 ・修了試験 筆記試験 2005年5月21日、口頭試験 2005年5月24日 T2コースには文法(Cours pratiques)・発音(Phonetique)・フランス文明講座(conferences)の3つの授業が含まれています。 ・文法(Cours pratiques) 文法の授業は月~金までの週5回、1日2時間、週10時間の授業です。いわゆる総合フランス語の授業で、授業では文法・ディクテ・作文・聞き取り等を学びます。 ・発音(Phonetique) 1日1時間の授業で、2週間に1週授業があります。初めて発音クラスを受講する場合は、同じような国ごとにまとめられたクラスに入れられます。私は日本人・韓国人・タイ人のクラスでした。他には中国人クラス、イスラム圏クラス、ラテン語圏クラス・ドイツ、スカンジナビアクラス、英語圏クラスなどがあるようです。 内容としては、30分発音の母音・子音の発音の理論を学び、30分ラボで発音練習をするといった感じです。授業中、全部で3回のテストがありました。 ・フランス文明講座(conferences) 大講堂で行う、1回2時間の講義です。内容はフランスの文学、社会、歴史、美術、建築、フランス語、パリ(今学期はパリの建築)等がありました。最低二つの授業に登録をします。しかし、登録に関係なく興味のある授業を聴講することが出来ます。 多くの授業は16時半から始まり、しかも試験は必須ではないので初回の授業に比べて段々と受講する人数が減っていきます。 私はフランスの現代社会とフランスの歴史に登録しましたが、文法の授業との両立が辛く、最終的にはconferencesには行かなくなってしまいました。 |