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カテゴリ:フランス生活
水曜日くらいからパリとその周辺はものすごく暑くなってきました。そうすると前から気になっていた髪の毛がものすごくうっとおしくなってきました。
私の髪の長さは肩下10センチ前後。今年の1月にフランスに来る前に日本でストレートパーマをかけて、そのまま伸ばしてました。フランスに来てからは一度だけ、日本人の出張美容師さんにカットをしてもらいました。 前からパーマをかけたい、かけたいとは思っていたのですが、どうもフランスの美容室は怖くて行く気がしませんでした。だったらパリの日系美容室に行けばいいのですが、パーマをかけたら100ユーロ以上はするというので躊躇してました。 でも、あまりの暑さに耐えられなくなって、今すぐにでもパーマをかけたくなり、地元の美容室に行ってきました。 まずはあらかじめネットで気に入った髪形を探して、印刷したものを持って午後の予約を取るために午前中にいくつか美容室を訪ねました。その写真はゆるいウェーブのナチュラルパーマをかけた女性のものだったのですが、3つ訪ねたうち2つの美容室(仮に美容室A、Bとします)に「この髪型はパーマじゃなくて、自然のクセ毛だから無理」と言われてしまいました。 しかも、そのうちの美容室Bでは、「細かい三つ編みをたくさんすればクセが付くから、来週の水曜日にその担当がくるからもしやりたかったら来週の水曜日に来て」と言われてしまいました。「え、三つ編みなの??」と反論したかったのですが、あれだけ自信満々に答えられたら反論のしようがありません。どう見たって、この写真の女性の髪はパーマかかってるんですけどね・・・・。フランス人はクセ毛の人が多いから、ナチュラルパーマとか需要がないのでしょうか? この髪型がナチュラルパーマで、軽さを出すために少し髪を鋤かなくてはいけないけどいい?とちゃんと分かってくれた美容室もあったのですが、今日の予約は一杯とのことだったので、そこのサロンはあきらめました。このサロンは日本にも支店があるサロンです。 結局、三つ編みをすると言った美容室Bに行くのはやめ、もう一つの美容室Aに行くことにしました。 どんなに説明してもこの写真のモデルがパーマをかけているということは分かってもらえなかったので、「ゆるく大きいウェーブ」をかけてもらうことにしました。 担当してくれた美容師は男性で、パーマをかける前に髪質や今までカラーをしたことがあるかどうか、分け目はどちらかなど丁寧にきちんと確認してくれました。どんな風な髪型にしたいかもきちんと確認し、シャンプーをしてパーマをかけ始めました。 仕上がりはなかなか満足できるものになりました。予想より少しくっきりパーマをかけられてしまいましたが、まぁ大丈夫な感じでした。今までフランスの美容室にはかなりの不信感を抱いていたので、満足度はかなりのものでした。前髪も注文通りに切ってくれましたし。92ユーロちょっとと少し高く付きましたが、これで今までのうっとおしさがなくなったので、まぁいいとしましょう。 今回フランスの美容室に行ってまず驚いたことは、座ったままシャンプーをすることです。日本で私が通っていた美容室ではシャンプー台が倒れて、寝た状態でシャンプーしてもらっていました。なので、座ったままのシャンプーはなんだか辛かったです。当然顔にガーゼもかけてくれないので、顔にお湯がかかりますし。 そして、正しい名前は分かりませんが、服が汚れないように着せてくれるビニールのコートが体包み込むタイプのものではなく、マントのようなもの(ドラキュラが着ているような形の)で首のところでリボン結びをするタイプのものでした。これにもびっくりです。首元には日本のようにタオルをしっかり巻いてくれないので、パーマ液が首に垂れてきてちょっと大変でした。あと、マントタイプなものですから、前が開いていて服がきちんと保護されていないのです。だから服に髪の毛がついたりして後で大変でした。 やっぱり日本の美容室は一つ一つが丁寧だな~と改めて感じました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.06.02 02:00:55
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