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カテゴリ:カナダ トロント生活
カナダは「人種のモザイク」と言われるほど、移民の方も多く、様々なバックグラウンドを持った人たちが暮らしています。 モザイク模様のようにそれぞれの文化や民族が独立しているけれど、大きく見るとひとつの国として調和がとれている、という感じです。
![]() 大都市トロントではギリシャタウン、チャインタウン、コリアタウン、リトルイタリー、アラビアンタウンなど同じ国の人々が集まってコミュニティーを形成しているエスニックタウンがたくさんあります。 ![]() コリアタウンにて 例えば、チャイナタウン。北米でも最大級の規模を誇る異国の世界が広がっています。もちろん飛び交う言葉は中国語。本場の中華料理や食材、様々な専門店を見つけることができます。また銀行なども出来ていて英語が話せなくてもチャイナタウンの中だけで十分に生活ができちゃうほどに大きなコミュニティーが形成されています。 ![]() チャイナタウンのレストラン チャイナタウンに限らず、トロントを歩いていると英語以外の言語がたくさん飛び交っています。お店やレストラン、道に迷った時など、拙い英語で説明しなければならない時、カナダの人たちは英語を一生懸命理解してくれようとしてくれます。それは、違う文化を受け入れ、人として尊重してくれているから、なのだと思います。 日本人として違和感なくカナダで過ごせることができます。 本当に優しい国なんですよ。トロントに来て1番に思ったこと、それはみんなが本当に優しいってこと。カナダの冬はめっちゃ寒いので、寒さ対策でドアがめっちゃあるんですね、そのドアが重いこと...でもねみんな朝の忙しい時間帯にも関わらず、後ろの人を気遣ってドアを開けて待ってくれるんですよ。ちょっとしたことなんですけどね、、人を思いやる気持ちが日本よりもあって暖かい国だっていろんな場面で感じることができるんです。 で、今日の本題、差別について。 トロントに来て間もない頃、歩いていると反対側の歩道から男性から中指を立てて、罵声を浴びせられるといったことがありました。その頃は英語が分からず、何を言いたいのか理解するのができなかったのですが、このような経験は一度ならずともその後なんども体験することになります。自分が日本人だから、アジア人だから、黄色人種だから...と推測できますが、すごく悲しいですよね。 アジア人があるレストランに行くと人目につく窓側の席には座れないというようなこともありました。また、つい最近も自転車で走っているとアパートのバルコニーでお酒を飲みながら談笑していた男性四人から、「カナダから出て行け、消えろ」と笑いながら声をかけられることがあり、言い返したい気持ちもあったけど、、その場を虚しい気持ちを抱えて家路に着いたこともありました。他には車で走っていると対向車から中指を立てられるということも何度かあります。 実際にカナダは教育の面では「みんな違うのが当たり前」という方針で、特に若い世代では、肌の色や宗教などの違いで特別な意識を持つ子供が少なくなっていると聞いています。そして毎年25万人以上の難民を受け入れているカナダのトルドー首相は、「カナダは違いがあって”も”ではなく、”違いがあるからこそ”強くある」と発信しています。 差別とか偏見ってどこの国でも少なからずあると思います。人種、言語、学歴、セクシュアリティ、挙げればきりがないですが...ごくごく一部の人ですが。。。自分自身ももしかしたら日々生活する中で知らぬ間に相手を傷つけてしまっている発言や言動があったかもしれません。相手を思いやる気持ちを忘れずに、しっかりと耳を傾け、相手を知る、そういう風に関係を築けていけたらと思っています。 もし傷つくことを言われた時は、 ある方の言葉を胸に、ぐっと、ぐっと堪えます。 思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。 言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。 行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。 習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。 性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。 旅行をお考えなら楽天トラベルで!僕もホテルの予約はここのサイトを使っています。キャンペーンも多いですし、楽天ポイントも付与されるので、他の予約サイトに比べてもお得に予約できますよ! 検索するだけでポイントが溜まっちゃいます! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.12.10 16:08:04
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