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祝・構造第一回!
実は僕は、大学のとき構造系の学部にいたので、 建築構造の計算問題はそれほど苦手ではありません。 というより、拒否反応が出ない!というのが本当のところ。 Vol.1は「学問としての計算と試験のための計算」についてです。 大学で行う構造力学の計算は、いろいろな方法を学びますが、 ほとんどが、建築物の設計のための計算で、かなり厳密です。 当たり前の話ですが、これが建築士試験のためには、余計な邪念となってきます。 なぜなら、建築士試験で求められるのは、建築物の設計ではなく、 問題への答え方であるからです。 やはり、試験のための勉強をしなければ、建築士試験での 正確な解答、時間内の回答は果たせません。 その一例をひとつ。(図がないので、説明しづらいけど) ■トラスの軸力計算法■ 大学(厳密法)…求められるのは、すべての部材の軸力の状況。 (そりゃ建物設計のためなんで、絶対必要!) ほとんどが節点法で解けまし、確実☆ ある部材だけの軸力を知りたければ、切断法も使えます。 建築士試験 …求められるのは、最大でも3部材程度の軸力で、 そのうち1部材は見た目だけでわかるのがほとんど。 →節点法を使う問題は皆無。切断法がスタンダード♪ 支点回りの考え方だけで解けちゃうのも多い! まぁ、試験ってのは、求められるところだけ答えられりゃ受かっちゃうもんだから、 この考えでやるしかないんですわ!! 張り切って今日も勉強だ~。 ======== [HOME]へ戻る [建築士への道]へ戻る お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年02月10日 00時13分20秒
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