7月の鳥写真
7月は前半に雨が続き、ほとんど鳥を見に行っていません。野鳥観察は葛西臨海公園に1度きりで、あとは登山、旅行のついでの撮影だけです。しかも北岳では鳥の写真は1枚も撮りませんでした。が、それにもかかわらず、初めて撮影する鳥、久しぶりに見る鳥何種かに遭遇しました。まず7月20日葛西臨海公園ヨシゴイです。子どものころ見た記憶がありますが、撮影は初めてです。残念ながら、池の対岸で近くには来ず、しかもサギの仲間の中ではかなり小型の部類(はとより少し大きい程度)なので、小さくしか写せません。少なくとも2羽いました。実際にはもっといるようです。そして、27日から昨日までの富士見高原と編笠山です。まず27日、子どもと一緒に宿から登山口まで散歩している間に遭遇したのはモズ「ホーホケケョ」と囀っていましたので、ウグイスです。同じくウグイス。そして、翌28日、編笠山への登山中おそらく、メボソムシクイ。ただ、声を聞かなかったので、確実ではありません。センダイムシクイも、鳴き声は違いますが姿はよく似ています。同じく、多分メボソムシクイです。撮影場所は標高1700-1800m付近。低山帯の落葉広葉樹林と亜高山帯針葉樹林の境界付近(まだ広葉樹主体の森)。メボソムシクイは亜高山帯で繁殖し、センダイムシクイは落葉広葉樹林で繁殖するので、その意味でも微妙です。センダイムシクイかもしれないなー。2019.9.30修正 キビタキのメスか、サメビタキ、コサメビタキのいずれか、おそらくサメビタキと、記事アップ当時書いたのですが、改めて写真を検討してみると、ルリビタキのメスである可能性がもっとも高いように思えます。2019.9.30修正 くちばしの根元が黄色いことから、多分キビタキ(メス)ではなさそう、くちばしの下部から喉にかけて、暗色部が多いので、多分コサメビタキではなくサメビタキ、というのが私の見立て、とアップ時には書いたのですが、わきの下に黄色い部分がある。これはルリビタキの特徴ですね。そう考えなかったのは、ルリビタキはメスでも尾羽は青いのですが、この写真の尾羽は青くないからです。しかし、改めてネット上でルリビタキの様々な写真を検索したところ、ルリビタキの尾羽が青いのは表側だけで、も裏側は青くないようです。ホシガラス。高山の代表的な鳥です。編笠山からの下山時、ちょうど森林限界線のところにいました。ホシガラス。昨年北海道の阿寒湖付近で初めて撮影しましたが、そのときはかなりピンぼけ写真でした。今回もピントは甘いですが、まだちゃんと写っています。同じくホシガラス。そして最終日、29日朝です。クロツグミ。ピンぼけ写真です。実は、ツグミ大の鳥が2羽、飛んできたので、何だか分からないけどとりあえず撮った、双眼鏡で確認する前に飛んでいってしまった、というわけで後で写真を確認して初めてクロツグミと分かりました。分かっていれば、もう少し粘って、もうちょっとマシな写真を狙ったのですが。初めて撮影する鳥です。同じくクロツグミ。実はファインダーの中でどこにいるかはっきり分からないまま撮ったので、ファインダーの測距点に捉えていなかったのです、だからピンぼけになりました。もっとも、ちゃんととらえてもピンぼけになることがあります。鳥撮影用の100-400mmレンズは、重くてとても山や家族旅行に持っていけないので、18-300mmの高倍率ズームで撮っています。画質もそうですが、暗い場所でもピントの精度に限界があります。アカゲラ。逆光で真っ黒ですが、頭が赤いのがかすかに分かります。コゲラ。これは、東京でもって公園などでよく見かける小型のキツツキです。ホオジロ。アップは1枚だけですが、あちこちにおり、非常に数の多い鳥でした。