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2009.04.16
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テーマ:ニュース(100859)
カテゴリ:外国人の権利
かつて、私の知り合いに、あるペルー人がいました。多分、私の音楽関係の知り合いは彼のことを覚えている人が多いと思うのですが、とてもまじめな青年で、日本で何年くらいだろう、多分5年か6年働いたのかな。チャランゴとギターを弾く人ではありましたが、仕事は他に定職を持っており、音楽はあくまでも趣味でした。一度、グルーポ・インカコーラの助っ人を頼んだこともありますし、フォルクローレ関係の集まりにもちょくちょく参加していました。
確か9年前のことだったと思いますが、関東フォルクローレ連盟の主催するコンサート「アンデスのこだま」に、彼があるグループのメンバーとして出演する予定になっていました。ところが、本番の2~3週間前になって、そのグループのリーダーから電話がかかってきました。私に、助っ人として出演してくれないかというのです。そりゃいったいどうしたことかと思ったら、その彼が捕まったというのです。
そのときはじめて知ったのは、彼、実は不法滞在だったのです。どこからか密告されたのか、入管に捕まって収容所に入れられてしまったのでした。で、コンサートに出られなくなってしまったので、私に助っ人の依頼が来たわけです。

不法滞在は、法に触れることは事実です。強制退去処分はこの場合、仕方がなかったのかも知れません。でも、私はこの彼が「犯罪者」であるとか「悪人」であるとかは、まったく思わないのです。多分、彼を知る多くの人がそうだったでしょう。
帰国後も、そのグループのリーダーはペルーまで彼を訪ねていったこともあったし、多分今でも手紙の交流くらいは続いているんじゃないかな。

さて、話は変わりますが、最近、埼玉県蕨市のフィリピン人、カルデロンさん一家の不法滞在問題がマスコミやインターネットを賑わせました。
結局、両親は帰国、娘の中学生のり子さんは特別在留許可で日本に残留ということで決着を見て、この13日にご両親はフィリピンに帰国しました。
この決着が良いか悪いかは、いろいろな意見があるでしょうが、ともかくも当人と法務省の合意の上での決着ですから、まあ仕方がない。

ところが、いよいよこの両親が帰国するその2日前の11日に、「在日特権を許さない市民の会」と称する極右団体が、この一家の地元で「犯罪外国人・犯罪助長メディアを許さない国民大行進 in 蕨市」なるデモ行進を行ない、のり子さんの通う中学校にまで押し掛けたというのです。
いくら何でも、自宅周辺や子どもの通う学校にまで押し掛けるか??こんなの脅迫ではないですか。ほとんど反吐が出そうなくらい醜悪な連中です。

「在日特権を許さない市民の会」というのは、会長が桜井誠という人物だそうで、あとは西村修平、村田春樹、瀬戸弘幸といった、お決まりの右翼連中です。彼らに良心とか良識とかの持ち合わせがないのは今に始まった話ではないですけどね。私も何度か、彼らの醜悪さをこの目で見ています。
しかも、「犯罪外国人・犯罪助長メディアを許さない」と言っている西村修平自身が犯罪者だし。(威力業務妨害と暴行罪で懲役1年6ヶ月、執行猶予5年の判決を受けています。不法滞在よりはよほど重い犯罪と思います)
こういう連中をのさばらせてはいけない、それだけは強く思います。

YouTubeに彼らのデモの様子がアップされているけれど、再生回数を増やすこと自体がしゃくだからアクセスしませんし、リンクも貼りません。





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最終更新日  2009.04.17 00:06:15
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