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テーマ:ニュース(100815)
カテゴリ:外国人の権利
http://mainichi.jp/select/today/news/20100211k0000m010071000c.html
外国人地方選挙権:自民、都道府県連に「反対採決」を指示 自民党の石破茂政調会長は10日、党本部で開かれた全国政調会長会議で、永住外国人への地方選挙権付与などに反対する意見書の採択を地方議会に促すよう各都道府県連に指示した。自民系が多数を占める地方議会を足場に鳩山政権を揺さぶる狙いがある。 石破氏は「多数で何でもできるという民主党政権を一日も長く続けさせてはいけない。怒りの声を地方からも上げてもらうのが肝要だ」と強調した。反対意見書の例として、外国人地方選挙権のほか、陳情窓口の民主党幹事長室への一本化▽子ども手当の地方負担▽農家の戸別所得補償制度--なども示した。 ------------ まあ、法案への賛否は各党の自由であり、反対となれば意見書採択でも何でも、自由にやればよい、それが民主主義のルールではあります。 ただし、世論調査の結果を見る限り、外国人地方参政権には基本的に賛成が多数であり、しかも、以前の日記でも取り上げたように、自民党自身が、かつては外国人地方参政権推進の意見書に賛成していた例もかなりあります。それにも関わらず反対というのは、党利党略のために主張をコロコロ変えるということであり、また極右派の主張に賛同しているということでもあります。ネット右翼の支持ばかり多くても、現実社会ではあまり意味がありませんから、自民党は着々と自滅への道を歩んでいるように思えます。 それにしても、石破茂の「多数で何でもできるという民主党政権を一日も長く続けさせてはいけない。」という発言は笑えます。自民党のあなたがそれを言うか、と。自民党こそ、多数の横暴で何でもやってきた政権ではないですか。とりわけ酷かったのが安倍内閣。ちょうど1年間の間に、18回もの強行採決を繰り返しました。まさに数の力でやりたい放題でした。そういう首相を党首にいただいていた政党の閣僚経験者が、よくこんなことを言えるなあと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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