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2016.09.25
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昨日になりますが、夜行日帰りで中央アルプス(木曽山脈)の主峰木曽駒ケ岳と宝剣岳に登ってきました。
新宿発駒ヶ根行の最終1本前の高速バス(最終は満席だったので)で駒ヶ根市に向かい、日付が変わった頃到着。飯田線駒ヶ根駅の待合室で仮眠して、朝5時のバスでしらび平に向かいました。しらび平には6時頃着いたのですが、すでにロープウェイを待つ乗客の長い列ができていました。天気はあまりよくなかったのですが、紅葉がちょうど見頃の週末でしたから。それでも、6時半より少し前にはロープウェイの終点、海抜2612mの千畳敷カールに到着しました。
が、天気は

千畳敷カール2016092402.JPG
こんな感じでした。曇りで、稜線上はガスがかかっています。これは展望は期待できそうにありません。ただ、紅葉は一番の盛りを迎えているようでした。
とりあえず、雨が降っているわけではないので、登りはじめることにしました。木曽駒は、今年2月にも来ましたが、そのときは猛吹雪で、この斜面を登りきったところ(浄土乗越)でそれ以上前に進めず、撤退したことがあります。そのとき以来の再挑戦です(といっても、積雪期と無雪期では全然違いますけど)。

千畳敷カール2016092403.JPG
登り始めてすぐ、ロープウェイ駅を振り返ってみました。天気はいまひとつですが、紅葉はなかなかきれいです。

木曽駒ケ岳2016092404.JPG
千畳敷から浄土乗越までは急勾配ですが、標高差はたいしたことがないので、それほど時間はかかりません。浄土乗越から先は緩い斜面なので、中岳まではあっという間に到着です。しかし、中岳でも天気はご覧のとおり。これは展望はまったく期待できそうにありません。
中岳から木曽駒ケ岳までは500mしか離れていません。しかし、完全にガスの中で、中岳から目の前の木曽駒ケ岳がまったく見えません。
ところが、中岳から鞍部に下って木曽駒ケ岳に向かって登り返していると、急にガスが切れてきました。

木曽駒ケ岳2016092405.JPG
急に景色が見え始めました。

木曽駒ケ岳2016092406.JPG
目の前の中岳が姿を現しました。その向こうの南アルプスも。

木曽駒ケ岳2016092407.JPG
中岳の右隣の鋭鋒が、このあと登った宝剣岳です。視界は開けましたが、日差しはあいかわらずほとんどありません。(何回か、日差しが出る瞬間がありましたが、すぐに隠れてしまいました)

木曽駒ケ岳2016092408.JPG
宝剣岳と中岳のアップです。登山計画書には宝剣岳も登ると書きましたが、実のところ、このときはまだ登るかどうかは決めていませんでした。

木曽駒ケ岳2016092409.JPG
そして、あっという間に木曽駒ケ岳に到着です。千畳敷カールが2612mで、木曽駒ケ岳山頂が2956m、中岳との鞍部からの登り返しを加えても累積標高差は400mあまりしかありません。東京の高尾山(京王線高尾山口から登った場合)と大同小異の標高差しかありませんから、ほとんど疲労を感じるまもなく、あっという間に到着しました。今回、時間をちゃんと記録していなかったのですが、8時になるかならないか、くらいだったのでは。だとすると、1時間半くらいの行程です。(高尾山は高尾山口駅から1時間以内で登れるので、それよりは時間がかかりました。8月下旬からジョギングをサボっていて運動不足なので、脚力はちょっと落ちています)

木曽駒ケ岳2016092410.JPG
木曽駒山頂から南アルプスの山々を望みます。
で、目的の山に登ったので、あとは下山してロープウェイで帰ります-では、味気なさ過ぎます。
この時点で考えていたのは、宝剣岳に登る(登山届に書いたプラン)か、あるいは伊那前岳を経てロープウェイを使わずに下山。さて、どちらにしようかなと思ったのですが、予報ではこの日は午後から天気が崩れて雨になると。伊那前岳経由下山のルートは、登山地図のコースタイムで4時間かかります(私は、登りはコースタイムよりかなり速く歩けるけど、下りはさほど速く歩けません)。そうすると、下山する前に雨が降り出してしまうかも知れません。というわけで、宝剣岳を選びました。一応、その予定でヘルメットも持ってきたし。

宝剣岳2016092411.JPG
しかし、この宝剣岳が結構な難物でした。体力的には、標高差がほとんどなくて、全然たいしたことはないのですが、技術的な難易度は結構なものでした。

宝剣岳2016092412.JPG
技術的な難易度は、昨年登った北アルプス西穂高岳の独標より先と同レベルかな、あるいはそれより上かもしれません。距離が短くて体力的にはずっと楽ですけど。

宝剣岳2016092413.JPG
そして、ここです。個人的には、ここがこのルート最大の難所でした。というのは、ここでうっかり足の置き場を間違えてしまい、あやうく進退きわまるところでした。本当に落ちそうになったわけではありませんけど、落ちたら確実に死ぬ場所なので、後でヒヤッとしました。

宝剣岳2016092418.JPG
で、それ以降は足の置き場を間違えるようなへまもせず、山頂に到着しました。写真右の岩の上が、宝剣岳の「本当の山頂」で、見ている間にも2人ほどこの上に登っていましたが、私は遠慮しておきました。その左奥に見えるのが中岳、更に左奥が木曽駒ケ岳です。

宝剣岳2016092414.JPG
眼下には、千畳敷カールとロープウェイ終点が、案外近くに見えます。標高差300mしかありませんから、目の前です。

宝剣岳2016092415.JPG
宝剣岳に向かおうか、伊那前岳経由でロープウェイを使わずに下山しようか、と迷った伊那前岳の稜線です。天気がよければ、宝剣岳から引き返して、この稜線を下山することも十分可能でした。ただ、正直言ってさっきの場所をもう一度通るのは嫌だな、と。

宝剣岳2016092417.JPG
木曽駒ケ岳のアップです(右手前は中岳)。この写真でも、山頂付近に大勢の人がいるのが分かります。

次回に続きます。





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最終更新日  2016.09.25 19:35:39
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