2018/08/17(金)07:13
秋の渡り その2ヒバリシギとホウロクシギ
カメラのシャッターボタンは相変わらず動きませんが、レリーズを使えば撮影できるので、気にせず撮影続行です(早く修理に出したいですが)。
11日と今日、暑い中を葛西臨海公園まで行ってきました。
8月11日
ヒバリシギがいました。初めて撮影する鳥です。
ヒバリシギ。ミユビシギ、トウネン、ハマシギなどと同属のグループです。大きさも、比較的小柄な部類です。背中の白いV字がトレードマーク。
ヒバリシギ。比較的珍しいシギなので、カメラマンが大勢集まっていました。
ヒバリシギ
名前は、ヒバリに似た色だから、ということなのでしょうか。
アオアシシギ。いつも見る鳥ですが、秋の渡りシーズンになってからは初めて見ました。
キアシシギ。定番のシギです。このときは、もう満潮に近付いてきた時間帯だったので、干潟が消えてしまい、岩の上に避難していました。
そして、今日8月16日(夏休みの最後の1日を消費しました)
キョウジョシギ。春の渡りではよく見かけるシギですが、秋は東京近辺ではあまり見ないような気がします。
キョウジョシギ。語源は京女シギなんですって。顔の模様が京都の女性の化粧みたい、ということらしいのですが、すごいネーミングです。
キョウジョシギ。
そして、本日探していた最大の目標がこちらでした。
ホウロクシギです。7月にダイシャクシギの写真を紹介しましたが、そのダイシャクシギと同属で、ほぼ同じ大きさのシギです。姿も、異様に長いくちばしも、ダイシャクシギとそっくり。あれ、ということはダイシャクシギと区別が付きにくい・・・・・・
翼を広げました。翼の下面と胴体が白いのがダイシャクシギ、このように褐色の斑点があるのがホウロクシギです。つまり、これはホウロクシギです。
ダイシャクシギもそうですが、こんなに長い嘴は邪魔じゃないのかなあ。
ダイシャクシギは腰が白く、ホウロクシギは白くありません。この写真でも腰が白くないのが分かります。(7月に同じ葛西臨海公園で撮影したダイシャクシギは腰が確かに白かったのです)
隣はキアシシギ。
ホウロクシギ。少し前から葛西臨海公園にいる、ということは聞いていました。ダイシャクシギは1年中いるようなのですが、今日は見当たりませんでした。
ホウロクシギ。この鳥も、初めて撮影した鳥です。もう少し涼しくなってくると、シギの数もさらに増えるでしょう。