5335421 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

inti-solのブログ

inti-solのブログ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

カレンダー

日記/記事の投稿

コメント新着

Bill McCreary@ Re:良い方に予想が外れたようですが(03/28) New! かの逸見政孝氏は、11月の半ばくらいに奥…
inti-sol@ Re[1]:敦賀延伸のその先(03/16) nordhausenさん 北陸と関西の結びつきを…
nordhausen@ Re:敦賀延伸のその先(03/16) おっしゃるように、今回の開業は北陸と関…
inti-sol@ Re[1]:霧ヶ峰・車山高原 その1(03/24) Bill McCrearyさん そうですね、食べ物も…
Bill McCreary@ Re:霧ヶ峰・車山高原 その1(03/24) お疲れ様です。私は来週関西方面へ桜を観…

カテゴリ

2019.06.14
XML
カテゴリ:政治
日本タンカー攻撃受ける 米国務長官「責任はイランに」
中東のホルムズ海峡近くで13日、日本の海運会社が運航するタンカーなどが攻撃されたことについて、アメリカのポンぺオ国務長官は、「責任はイランにある」と述べた。
ポンぺオ国務長官は、「オマーン湾における攻撃の責任は、イランにあるとの判断を下した」と述べた。
ポンぺオ国務長官は、アメリカ政府にもたらされた情報や、使用された兵器などから、攻撃はイランが関与したとの判断に至ったと説明した。
また、イラン政府が安倍首相が要請したトランプ大統領との対話を拒否したうえに、日本の企業が運営する石油タンカーが攻撃されたのは、「日本に対する侮辱だ」と述べている。
タンカーを運航していた日本の海運会社「国華産業」やアメリカ海軍によると、タンカーは13日、ホルムズ海峡付近で2度にわたり、砲弾のようなもので攻撃を受けた。
フィリピン人乗組員21人は、オランダの船に救助され、1人が軽傷。
同様に攻撃を受けた台湾の大手石油会社のタンカーは、黒煙を上げて炎上したが、乗組員23人は全員無事だという。
こうした中、ニューヨークの原油先物価格は一時4ポイント以上値を上げ、急反発したが、現在は落ち着きを取り戻している。

---

イランを敵視する米国から見れば、悪事の原因はイランだ、ということにしておくほうが何かと都合がよいのでしょうが、具体的にどのような証拠があってイランの責任と言っているのかは定かではありません。
ただ、仮にもし米国の主張どおりイランが攻撃に関与したとすると、安倍首相のイラン滞在中に、日本の海運会社の船を攻撃した、ということになります。攻撃対象については、多分無差別でしょうけど、この海域を行き来するタンカーに、日本関係が相当の割合で含まれることは、分かりきった話です。

もっとも、イランは国の上から下までが一枚岩というわけではなく、例えば保守派と改革派の対立、統治機構の内部対立は色々あるようです。だから、これがもし本当にイランの行為だったとしても、イラン政府の明確な意志に基づく行為とは限りません。

いずれにしても、もしこれが本当にイランの責任に属する事件だとすると、侮辱と言えば、確かに侮辱でしょうが、それ以前に今回の安倍訪問に対するイラン側の意識が透けて見えます。要するに、トランプの使いっぱが何しに来た、ということです。少なくとも統治機構の一部に、そのような意識があって、このような行為に至った、ということになります。日本の立ち位置の足元を見られてしまっている、ということでしょう。

この一件が、もし韓国で安倍の訪韓中に起きていたら、安倍礼賛勢力は凄まじい吹き上がり方をしたでしょうが、さすがに今回はそんな反応を示さない程度には、冷静さを保っているようです。
しかし、今後もし米国がイランと戦争を始めたら、日本はどうするのか。そこまで行かずとも、現に米国は日本を含む各国に対して、イランからの石油輸入を停止するように要求していますが、それにどう対応するのか、唯々諾々と米国の要求に屈っするのか。

日本とイランの関係は、イスラム革命の前も後も、概ね友好的であり、石油を通じた経済関係もずっと途切れることはありませんでした。そして、今も日本とイランの間で、直接的に対立点があるわけではありません。それなのに米国の尻馬に乗ってイランと敵対するようなことは、いくらあの安倍政権といえどもしないだろうと私は思っているのですが、果たしてどうなるでしょうか。

補足
米国は、「イランが攻撃した証拠」と称する映像を公開しましたが、白黒の不鮮明な画像の中でタンカーに接舷した小型船で人がゴソゴソ動いているだけで、服装も、何をやっているかもよく分かりません。
しかも、米側の主張では「不発の機雷を撤去しているところ」というのですが、攻撃された船会社側は、少なくとも2回目の攻撃は乗組員が飛翔物が飛んでくるのを目撃していること、損傷部分が海面より上であることから、魚雷、機雷など水中からの攻撃の可能性を否定しています。米側の主張はかなり怪しいものだと言わざるを得ません。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2019.06.15 07:37:54
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.