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2019.07.20
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テーマ:ニュース(99208)
カテゴリ:その他
壁に穴、PCは粉々…京アニ放火容疑者、各地でトラブル
「京都アニメーション」のスタジオが放火され、34人が死亡した事件。容疑者の男は、過去にたびたび近隣トラブルを起こしていた。
重篤な状態が続く容疑者は、茨城や埼玉で住居を転々とし、各地でトラブルを重ねていた。身柄を確保された直後、「小説を盗まれたから放火した」という趣旨の説明をしたというが、同社の社長は「何を言っているのか分からない」と話しており、遠く京都へ向かった理由ははっきりしない。
容疑者は2010年ごろ、ハローワークのあっせんで茨城県常総市の築約30年の集合住宅に単身で住んでいた。管理人によると、月約4万円の家賃はほとんど滞納していたという。家賃徴収に部屋を訪ねても無言でドアを閉められ、「ぶぜんとした様子だった」と当時を振り返る。
遅くとも12年春ごろには、毎週のように近隣住民と騒音トラブルがあったという。深夜の決まった時間に目覚まし用のベルが鳴り響き、壁をたたく音や、わめく声が聞こえることもあったという。

---

なんというか、いろいろな意味でドキッとする話です。
犯人は自身の犯行で大やけどを負って現在意識不明と報じられていますが、意識を回復して取調べを行ったとしても、おそらく常人が理解可能な「犯行理由」など何も出てこないだろうと思います。
昨日の記事へのコメントでこの犯人の精神疾患の有無が話題になりました。どう考えたって、明らかに精神疾患はあります。ただし、問題は、精神疾患によって責任能力が否定されるかどうか、です。

この種のトンデモな人格、行動の凶悪犯人といえば、池田小事件の犯人がいます。彼は、あの事件を起こす前にも何度も事件を起こしており、また暴力や異常な行動の数々で周囲に迷惑を掛け続けてきましたが、事件後精神疾患を装ったものの、精神鑑定でそれを見抜かれています。
しかし、精神鑑定は、これに精神的な疾患がない、とはしていません。「情性欠如、妄想性人格障害などはあるが、統合失調症ではなく責任能力ありと判断され」たのだといいます。つまり、言い換えるなら、情性欠如、妄想性人格(パーソナリティ)障害などがあっても、それは責任能力を否定するものではない、ということです。

そして、別報道には、こんな話があります。

アニメ会社放火 確保の男 ゲームのような音楽で騒音トラブル
容疑者の隣の部屋に住む男性は「去年の夏、明け方に男の部屋からゲームかアニメのような音楽が大きな音で繰り返し流れる騒音トラブルがあった。」と話していました。
反対側の隣の部屋に住む男性は「数日前、ドアや部屋の壁をたたかれたので注意しに行くと、胸倉をつかまれて『お前には関係ない。こっちは余裕がないんだよ』と言われた。~以前から日常的にゲームの音楽がうるさかったので、警察に何度か通報したことがある」と話していました。
隣の部屋に住む男性によりますと、~隣の部屋をノックしたところ、出てきて、いきなり胸倉をつかまれ、「お前殺すぞ」「うるせーよ」「黙れ」「こっちは余裕ないから」「失うものはないから」ということばだけを繰り返し、会話にならなかったということです。
隣に住む男性は「平日の夜12時以降、スピーカーの振動音がおよそ1時間聞こえ、土日の昼ごろはゲームのようなサウンドがずっと繰り返されていた。これまでも警察を呼んで注意してもらっていたが、恐怖を感じて、ちょうど引っ越しを考えていた」と話していました。
関係者によりますと、容疑者は以前茨城県内に住んでいて、7年前にはコンビニエンスストアに押し入り現金を奪ったとして懲役3年6か月の実刑判決を受けていました。
刑務所を出所したあと、一時的に出所者を受け入れる施設で生活し、その後、現在のアパートに引っ越したとみられています。
関係者によりますと、容疑者は生活保護を受けていて、精神的な疾患があるため訪問看護を受けることもあったということです。

---

なんとなく、そうではないかと思っていましたが、犯人が生活保護を受けていた、という報道が天下のNHKから出てきてしまいました。
福祉事務所関係の知人に色々聞いて見ました。彼によると、受給者が犯罪を犯した場合、逮捕されると保護停止、起訴が確認されると保護廃止となるそうです。今回のような大事件の場合は起訴されたことの確認は報道等で簡単にできるでしょうが、世の多くの小さな犯罪ではそうはいかず、それどころか逮捕の事実を把握できないことすらあるそうです。
そのような例、あるいは逆に受刑者が釈放されてその足で保護申請に来た、というような例は福祉事務所では特に珍しいことではなく、よくあることだといいます。

しかし、こんな凄まじい人格の受給者がいったいどれだけいるかというと、実は珍しくはないのだといいます。このレベルの、破壊的に攻撃性のある人格の持ち主は、ひとつの係に1人や2人は必ずいる、いや、もっとと多いかもしれない、のだそうです。典型的な「最悪の境界性パーソナリティ障害」(あるいは類似の障害)のパターンだそうです。

そうすると、この事件の標的が何故か京都アニメだったけれど、何かの歯車がひとつ違えば、標的が福祉事務所になっていてもまったく不思議ではなかった、ということになります。むしろ、福祉事務所は受給者の収入を握る存在だから、普通ならそちらの方が遥かに可能性が高いところでしょう。あるいは、引用記事の取材対象である近隣住民やその他の関係先も同様です。
そう考えると、ちょっと恐ろしい、と知人は言っておりました。いや、私も恐ろしいです。

模倣犯が出てこないことを祈るばかりです。





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最終更新日  2019.07.20 23:37:49
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Re:これはもう典型的な・・・・・・(07/20)   Bill McCreary さん
私も、この事件でinti-solさんと同じことを考えました。京都アニメーションが襲われなくても、あるいはジブリ、学校、保育所、役所、金融機関のようなところが教わることもあり得たと。関係ない学校は、そう、池田小学校の事件もそうでしたね。私も、引用されたサイトで紹介された本を、拙ブログで取り上げたことがあります。

//blog.goo.ne.jp/mccreary/e/9bc43c2e2961203bbfd1a805ab1bba37


>しかし、こんな凄まじい人格の受給者がいったいどれだけいるかというと、実は珍しくはないのだといいます。このレベルの、破壊的に攻撃性のある人格の持ち主は、ひとつの係に1人や2人は必ずいる、いや、もっとと多いかもしれない、のだそうです。典型的な「最悪の境界性パーソナリティ障害」(あるいは類似の障害)のパターンだそうです。

例の、京都府向日市で、殺人と、その死体遺棄をケースワーカーが手伝ってしまったという事件も全くその通りでしょうね。この犯人も、過去にも殺人ではなく傷害致死ということのようですが、2人も人を殺してほかにも前科があるようですから、ちょっとやそっとの悪人ではありません。完全な精神異常者です。サイコパスじゃないですかね。

//www.msn.com/ja-jp/news/national/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%90%91%E6%97%A5%E5%B8%82%E6%AD%BB%E4%BD%93%E9%81%BA%E6%A3%84-%E2%80%9C%E5%85%B1%E7%8A%AF%E2%80%9D%E5%B8%82%E5%BD%B9%E6%89%80%E8%81%B7%E5%93%A1%E3%81%8C%E6%9C%9B%E3%82%93%E3%81%A7%E3%81%84%E3%81%9F%E3%80%8C%E6%8B%85%E5%BD%93%E6%9B%BF%E3%81%88%E3%80%8D/ar-AAD6DPp (2019.07.21 08:06:23)

Re[1]:これはもう典型的な・・・・・・(07/20)   inti-sol さん
Bill McCrearyさん

今日は疲労困憊しています。
それはともかく、この犯人のスイッチが入る標的が、たまたま何故か京都アニメだった、というだけで、本当に何が標的になっていたかは分かったものではありません。

>京都府向日市で、殺人と、その死体遺棄をケースワーカーが手伝ってしまったという事件も全くその通りでしょうね。

あの事件は衝撃的でした。あのようなバカバカしいことで人生を棒に振ってしまうとは。おそらく、対人援助業務に向いていなかった職員が、最凶の部類の受給者を担当することになってしまったが故に起こってしまった事態なのでしょう。もうちょっと事前に何とかならなかったのか、と考えざるを得ません。 (2019.07.21 22:33:35)


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