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2021.04.27
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テーマ:ニュース(100567)
カテゴリ:医療・衛生
堀江貴文氏 若者の「路上飲み」増加に理解「別に迷惑かけないならそれでいいっしょ」
実業家の堀江貴文氏が~3度目の緊急事態宣言初日の25日、都内の繁華街では、多くの飲食店が休業や時短要請で閉まっている中、深夜まで「路上飲み」をする若者の姿が目立ったという報道を受け、「別に迷惑かけないならそれでいいっしょ」と理解を示した。(以下略)
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確かに、迷惑をかけないならいいのですが、問題は迷惑をかけないで済むのか、ということです。
個人的な話ですが、26日の日曜日朝、例によって葛西臨海公園に野鳥撮影に行きました。しかし、そこで目撃してしまったものは・・・・・・


公園西側のバーベキュー広場で朝7時半前後の惨状です。きっと前夜にここで宴会を開いたのでしょう。放置されて散乱する空き缶とゴミ、そして、それにもまして、おそらく飲み残しをそこいらじゅうにぶちまけたのでしょう。アルコール臭の漂う水たまりがあちこちにあり、そりゃもう不快指数急上昇です。
これを「迷惑をかけていない」から「よい」とは、とても言えません。
もちろん、路上飲みする人の中で、こういう輩は一部かもしれませんが、たとえ一部でもこういう人が現れると、目も当てられない惨状になります。
私も、コロナ騒動以前の話ではありますが、お花見を中心に、公園で宴会をしたことは一度ならずあります。だから、公園などでの飲酒を全面否定するものではありません(そもそも、「バーベキュー広場」なんて、その場でアルコールを飲むことを織り込み済みでしょうし)。でも、こういうルールを守れないならやっちゃいけない、とは思います。

もっとも、これはコロナ特有の問題というわけではなく、それ以前からお花見などのスポットではついて回っていた問題であるはずです。こういう惨状を見たのも、初めてではなかったかもしれません。
でも、その状況が量的に拡大したのは、コロナ騒動で飲食店での飲み会が制限されているせいでしょう。

歌舞伎町「路上飲みやめて」 都が呼びかけ 盛り場一斉点検も
緊急事態宣言が出されることが決まった23日、東京・歌舞伎町で東京都と警視庁などが路上での飲酒を控えるよう呼びかけました。
「感染防止の、路上での飲食のお控えを、ご協力お願いします」(東京都職員)
新宿・歌舞伎町では23日夜、東京都が路上で飲酒をする人たちに屋外でも感染のリスクが高いとして路上飲みを控えるよう呼びかけました。都の職員の他に、警視庁や東京消防庁などの職員も参加し、「感染力の強い変異株に注意」などと記されたプラカードを手に街を練り歩きました。
一方、警視庁は~東京オリンピック・パラリンピックを前に、都内の盛り場22か所を一斉に点検しました。~
「営業時間の短縮等で、さきほど言いましたように、客引きがかなり執拗にというか、悪質な客引きが歌舞伎町では大きな問題点になっております」

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ぼったくりや迷惑な客引きなどを取り締まる警察の一斉点検はともかく、都庁の呼びかけは、申し訳ないけど、なんとくだらないことをやっているのか、としか思えません。
前述のとおり、路上飲酒に問題がない、とは私も思いません。だけどなぜそれが増えたのか。言うまでもなく飲食店で酒を飲むことが制約されたからです。
私個人としては、外で家族以外の他人と一緒に酒を飲みたい欲求は、我慢できないほどには強くないので、我慢しています。でも、その制約が耐え難く苦痛な人だって世の中には少なからずいます。私も、お酒はともかく、演奏の機会がほとんど奪われていることに関しては、ほとんど耐え難い苦痛を感じています。

しかも、今回が三度目の緊急事態宣言です。最初の緊急事態宣言は従う人も多く、一定の効果はあったと思いますが、三度目、それも前回の緊急事態宣言解除から1ヶ月しか経っていないでまた緊急事態宣言ともなれば、みんな「うんざり」です。
コロナ禍による不自由な生活は、もう1年を越えています。今回の緊急事態宣言を耐えればコロナ禍が解決する、なんてことは、もはや誰も信じちゃいません。いったん沈静化して緊急事態宣言が解除されても、またしばらくすると観戦者数が増えて4度目の緊急事態宣言、という未来があまりに見えすぎている。
人間、終わりの見える我慢には耐えられても、終わりの見えない、いつまで続くかもわからない我慢に耐えるのは難しいのです。私だってそうです。

自分のこともそうですが、子どもの高校でも分散登校というのがはじまってしまいました。生徒の2/3だけ登校というので、3学年のうち1学年だけ自宅待機です。目下のところ実際に登校できない日は数日、そのうちの一部の教科はリモート授業なので、被害は最小限ですが、これがさらに延びる事態は避けてほしいと切に願います。

路上飲みの増加は、飲食店でのアルコール類提供規制の副作用である以上、それを減らすには(既述のとおり、コロナ禍以前から屋外での飲酒に付随する問題はあったので、ゼロにはならいですが)お店での飲酒規制を緩めるしかありません。

ところが、都知事は路上飲酒に対する対策として、コンビニでのアルコール類の販売規制を言い出しています。
おや、日本はいつからムスリムの国になったんでしょうか。とうとう、自宅での飲酒まで規制しようという魂胆でしょうか(もちろん、趣旨としてはそうではないのですが、結果としてコンビニでの酒類提供が規制されたら自宅での飲酒もかなり制約されます)。

個人の自由な選択の領域で何かを規制するなら、何らかの代替措置が必要です。それを抜きにして、個人の努力だけで「我慢しろ」と言われても、無理なものは無理なのです。
そして、更に8時以降のネオンの消灯、なんてことまで言い始めています。
いや、省エネのためにネオンを消すことには、私は賛成です。でも、それはコロナ禍とは何の関係もない話です。今行うべき優先順位の高い話ではありません。それが、「コロナ対策のため」(人が夜繁華街を出歩かないようにするために)ネオンを消せとは、何の冗談かと思います。
「欲しがりません、勝つまでは」の次は灯火管制ですか、そうですか。本当に、空疎な精神主義としか言いようがありません。





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最終更新日  2021.04.27 19:00:07
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