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2023.05.29
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前回の続きです。


三宅島空港から望む御蔵島。
そうこうしているうちに、東邦航空の愛らんどシャトルが大島からやってきました。


ヘリコプターでも、滑走路に着陸して誘導路を駐機場に移動するんですね。駐機場に直接着陸はしないのは知りませんでした。(我が人生で、まだヘリコプターに乗った経験はありません)


しかし、乗客の降機も搭乗も誰もおらず、ヘリはそのまま御蔵島へと飛び立ちました。その時は乗客は誰もいないのか、と思いましたが、後で写真を見たら、大島から御蔵島まで行くと思しき乗客が乗っているようでした。


更に走っていくと、三宅島の東岸にて、噴火口がありました。1940年の噴火口だそうです。
こうしてみると、三宅島は、1940年、62年、83年、2000年と、20年おきに噴火を繰り返しています。40年から83年までの3階の噴火は、いずれも溶岩が海まで流れ落ちており、道路の寸断や家屋の焼失が起こっています。むしろ2000年の噴火は溶岩の噴出はなかったものの、噴煙、火山弾、火山ガスの噴出が激しく、全島避難となったことは記憶に新しいところです。なかなか激しい火山活動の島です。
そして三宅島の北端近くにある本日の宿「ペンション花海月」に到着。荷物を置き、一休みしたあと、カメラと双眼鏡だけ持って伊豆岬へ。


この日2度目の伊豆岬。荷物が軽いと自転車もこんなに楽か、と思いました。


元社会党委員長、「人間機関車」と称され、1960年安保闘争時に右翼少年に刺殺された浅沼稲次郎が三宅島出身であることは知っていましたが、銅像と生家が残っているようです。行ってみたのですが見つかりませんでした。後で調べると、すぐ近くまで行っていたようです。惜しいことをしました。


ペンションでの夕食。魚中心で、すごくおいしかったです。
翌朝朝食は8時というので、5時前に三度伊豆岬へ。戻って朝食をいただき(朝食は魚介類ではない洋食でした。自家製パンが美味しかったです)チェックアウト後、自転車で伊豆岬を経てまた大路池へ。その途中錆ヶ浜港を通過した時点で三宅島を自転車で一周したわけです。
しかし、大路池付近は携帯が圏外なのです。本日の船の入港先がすぐに分からず※、しかし波は穏やかなので多分錆ヶ浜港だろうと思い、気楽に構えていたところ、11時15分頃なんとか携帯の電波が拾えるところまで行って調べたら、何とこの日の入港は伊ヶ谷港。
さあ大変。自転車を必死に漕いで錆ヶ浜港に戻ります。途中のバス停で時刻表を見たら、バスの通過時間が10分後に迫っている!
でも、何とかその10分の時間差を守りきって錆ヶ浜港に到着、大急ぎで自転車を観光協会に返却し、自宅へのお土産に鯵の開きを3尾購入してバス停に駆けつけたら、結局バスは5分以上遅れて来たので、かなり余裕がありました。

※三宅島には客船が接岸できる港が3つあり、そのどこに入港するかは2時間前に決まります。ただ、メインの港は錆ヶ浜港で、客船ターミナルもいちばん立派です。伊豆諸島には入江がほとんどなく、港はいずれも外洋に面しています。このため、三宅島は3つ、八丈島は2つの港から波の穏やかな港を直前に選ぶことで、欠航率を下げているのです。三宅島はの欠航率は1割未満ですが、港が一つしかない御蔵島の欠航率は4割にもなります。御蔵島行きたいけど、 短い休みをやりくりして行くのはリスクがあります。


伊ヶ谷港に到着。なにもないところで、飲食店もないことは事前に把握していました。錆ヶ浜港で昼を食べて乗船のつもりが、すべて予定が狂いました。ここで1時間以上船を待ちます。


小さな小さな客船ターミナル。飲料の自販機があるだけで、しかもこのときは故障中でした。


周囲を散策します。近くに墓地がありました。流刑地として八丈島が有名ですが三宅島も流刑地でした。江島事件の生島新五郎の墓がありました。で、流刑地で更に悪事を重ねると、ここで・・・・・・。
冤罪や弾圧もいっぱいあったのでしょうけど。


こんな離島の村ですが、言うまでもなく東京都であり、車はみんな品川ナンバーです。


日本の原風景は照葉樹林と言われますが、実際には照葉樹林帯は人口密集地と重なるため、本土に大規模な照葉樹林は残っていません。しかし、伊豆諸島には照葉樹林が大規模に残っています。杉などの植林は見当たりません。そういう意味で、日本の原風景をもっとも良く維持しているのが伊豆諸島かもしれません。


橘丸が入港してきました。乗客は、見たところ釣り客が多かったようです。


船って、何度乗ってもワクワクします。飛行機もそうですが。


さようなら三宅島。また来るでしょう。


二等和室は10人部屋で、乗客は私だけ、一等より広いかも。往路は10人部屋に3人でしたが。


本土です。房総半島の先端でしょうか。ビルが林立しているので、違うのかな?(野島岬とか、千葉の先端部に余りビル群が林立している印象はありませんが)
4時半頃までは海鳥の撮影をしていましたが、さすがに体力の限界となり、船室に戻ると8時過ぎまで爆睡してしまいました。
往路の夜行より復路の昼便の方がよく眠れる謎(笑)いや、単に疲労度の問題ですけど。
来年か再来年、また三宅島行きたいです。

鳥写真は別途後日にアップします。





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最終更新日  2023.05.29 19:00:08
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