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テーマ:野鳥好きっ♪(17077)
カテゴリ:登山・自然・山と野鳥の写真
コジュリンとオオセッカを目指して過去4回浮島湿原に行っているのですが、全敗、一度も見られていません。今回もダメかなと思ったら、両方見られました。ただし、コジュリンはものすごく遠いので、豆粒みたいな写真ですが。
今回は他にもバードウォッチャーが多かったので、目が多かったのが勝因かな。でも、実はオオセッカはさえずりの声を知らなかったので、今まで気が付かなかっただけで見ていたかもしれません。 ![]() セッカ。アシ原を盛んに方向転換しながら「ヒッヒッヒッヒッヒッチッチッチッチッチ」と鳴きながら飛びまわっている小鳥です。 ![]() セッカ。日本では留鳥ですが、霞ケ浦周辺や、手賀沼周辺などの広大なアシ原で繁殖し、冬場は都会近くの小さなアシ原にも出現します。鳴き声と、尾羽の裏側の黒い縞模様が特徴です。 ![]() セッカ ![]() ホオジロ、やはり開けた草原などに多い鳥です。コジュリンはこのホオジロと近縁ですが、今回もなかなか見つかりません。 ![]() ヒバリ、やはり上空をピーチクパーチクと鳴きながら飛びまわっていました。 ![]() オオヨシキリ、ギョギョシ、ギョギョシと、仰々しく(笑)さえずっています。アシ原ならどこにでもいる、数の多い鳥です。 ![]() オオヨシキリ。この類の鳥は、姿はみんな茶褐色で、よく似ていて、鳴かないと区別がつかなかったりします。鳴けばすぐに分かりますが。 ![]() コジュリンがいた! って、どこにいるか分かります? ![]() コジュリン、ものすごく遠くて、豆粒です。 私一人では絶対発見できませんでした。他に数人バードウォッチャーがいて、一人が見つけて教えてくれました。 ![]() コジュリン。とんでもなく遠いので、これを「撮影した」と言って良いかどうかは謎ですが、頭か黒いので識別はしやすく、かなり遠方からでもそれと分かります。 ![]() 日本では、広大なアシ原に局地的に分布する絶滅危惧種です。関東ではこの霞ケ浦浮島湿原と、利根川下流、それに渡良瀬遊水池にわずかに分布するようです。 ![]() またまたオオヨシキリ。 豆粒みたいに遠いものの、ともかく目指す鳥コジュリンも撮影できたし、オオセッカは見られなかったけど、笛練習もして、そろそろ帰ろうかなと思い始めた、その時です。 ![]() オオセッカ。実は撮影した時点ではオオヨシキリだと思い込んでいて、帰宅後に写真をパソコンに取り込んだときにオオセッカと気が付きました。 で、これがオオセッカとは気付かないまま帰ろうとした時、探鳥会?の団体さんが十数人、車に分乗して到着したのです。で「オオセッカが鳴いている」というわけです。えっ、そうだったの?? えっどこどこ? ![]() オオセッカ。その鳴き声がオオセッカとは気付いていませんでした。セッカの鳴き声のバリエーションだと思っていました。なんと、笛練習をしている間も、近くで鳴いていた鳥じゃありませんか(爆) ![]() オオセッカ。青森、秋田県の八郎潟、この浮島湿原と利根川河口域など、関東から北の極めて限られた、広大な湿原だけで繁殖する、国内ではかなり希少な鳥です。鳥に興味がなければ、何の変哲もない、ただの茶色い小鳥ですけどね。 ![]() オオセッカ、盛んに飛び上がってさえずって葦原に降り立っていました。アシ原の下に潜ってしまうと姿が見えないのですが、時々葦の上の方に止まると、こうやって撮影できるわけです。 ![]() オオセッカ。トリミングはしていますが、かなり近い距離で撮影できました。先のセッカと、昔は近縁だと思われていたのでその名がついたのでしょう。姿はよく似ていますが(ウグイス、ムシクイ、センニュウ、セッカの類はみんなよく似ています)DNAの分析からはそれほど近縁ではないことが判明しています。 ![]() オオセッカ。飛ぶと尾がひし形なのが特徴です。ただし、止まっているときはひし形とは分かりません。ただ、尾が結構長いのは、止まっているときにも分かります。 最後にオオセッカも撮影できて、 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.06.09 23:47:53
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