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テーマ:政治について(23070)
カテゴリ:政治
参政党 新日本憲法構想案
参政党の改憲案が凄まじい、という話を聞いて、読んでみたら、あまりにぶっ飛んでいてめまいがしました。 自民党の改憲案も酷いですが、参政党の改憲案は、もはや「酷い」を超越して、「憲法」の態を成していません。 例えば、現在の日本国憲法には、「国会」「内閣」「司法」「財政」「地方自治」の章があり、そこにかなり細かい「国家機関の定義」がぴっちりと規定されています。それに対して、参政党の憲法案の「統治原理」「政党」「国会」「裁判所」の各項目はスカスカでロクな規定かありません。 例えば、現在の憲法は第73条に内閣の職務権限が記載されていますが、参政党の改憲案には、「内閣とは何をするものか」を定めた規定はありません。 第71条の総辞職後の職務続行の規定もありません。これでは、解散、総辞職後誰が総理大臣として国のかじ取りを行うか分からないのです。 裁判官の独立も規定されていないし、裁判所の法令審査権の規定もない。 更に驚くべきことは、中央銀行の独立を否定していることです。通貨発行権は国にあり、「国が監督する中央銀行」に委託することができる、となっています。 それでいて、天皇は男系男性とか、夫婦は同じ姓を名乗れとか、通貨の名称を「円」にするとか、元号の使用強制とか、国旗国歌、国語までもが憲法に書き込まれています。要するに、極右が関心を持っていることだけ憲法に書き込んで全国民に強制しようとして、それ以外は無関心だからどーでもいい、という姿勢が露骨に見えるわけです。 こんなものは、とうてい憲法の名には値しません。 幸い、参政党が国会で過半数を取るような事態は当面考えられませんが、それでも議席自体は既に持っているし、今後さらに議席数が増えることもおそらく確実です。そんな国政政党の出す憲法案がこれ、という事実にめまいがします。ちの超トンデモな自民党の改憲草案が思わずマシなものと錯覚してしまいそうなくらいひどい内容です。 それでも、こんなトンデモ改憲案を作るような人たちでも支持して投票する人がいて、参院選でも何議席か取ろうとしているのだから、寒い時代と思わざるを得ません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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