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2025.09.09
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前回の続きです。


右遠方は妙高山だそうです。左手前の山はおそらく佐武流山ではないかと思います。標高2191mで、実は苗場山より高い。


妙高山と佐武流山(?)のアップです。

山頂の向こう側を少し下ってきましたが、帰りのバスも往路と同じ場所から出るので、山頂に引き返します。


素晴らしい景色です。色々な山がありますが、ゴツゴツした急峻な山も好きですけど、実はこういうなだらかで森と池が点在する景色の山が一番好きだったりします。


山頂が2145mで、その先2060m付近まで下ったはずなので、登り返しは標高差80mくらいあるのですが、斜度か緩いので、まったく気になりません。


途中で笛吹きタイム。行き交う登山者がいないときに吹き始めたのですが、途中で何組かすれ違い、動画を撮影されていた方もいました。


この景気で笛吹きは最高です。


リンドウがあちこちに咲いています。他にも咲いている花はいくつかありました。


景色が良すぎて、山頂付近を1時間半ほど歩きましたが、天上の湿原歩きもそろそろ終わり、下山にかかります。


カッサ湖(田代湖)のようてす。


往路も通過した神楽ヶ峰。苗場山は、山頂域のなだらかな山容と裏腹に、そこに着くまではそこそこの急登です。いや、もちろんごく普通の一般登山道なのですが、何を隠そう、前週に三ツ峠以来、右膝痛がぶり返しています。登りは平気なのですが、下りが辛いのです。その前、早池峰山と根子岳ではさほど痛みは出なかったのですが。


またトリカブトが咲いていました。


岩場の上り下りが2~3か所あります。


往路の登山口に出ました。往路はここまでリフトで登ってきたのですが、リフトは登り専用なので、下りはさらに歩かなければなりません。正直言うと、登りはひざ痛が出ないし、体力的にはまだ余裕があったので、登りは歩いて下りはリフト、の方が楽なのではが、そんなことを言ったって、ないものはないんだから仕方がありません。


膝が痛い上に、相変わらず登山道は川になっています。この濡れた岩の上を伝って歩きます。往路は清流でしたが、下山することには泥水っぽいところも多くなってきました。
まあ、ひざ痛と言っても、歩くのに支障があるかというと、普通に歩けるのですが、スピードは上がりません。先ほどのリフトの区間は、歩くと登りが1時間、下りが45分とありましたが、絶対それより時間がかかるだろうと思いつつ下って行きましたが。


和田小屋に着き、ここで登山道は終了です。なんと、コースタイムどおりの45分でした。


和田小屋。現在は営業を休止しているみたいです。ここでもう一度笛練習をして、毎日あるぺん号のバスが出る駐車場まで、更に標高差160mほどを下ります。
トータルでは、標高差が登り1000m弱、下り1300m強程度だったようです。往路はリフトを降りて歩き始めたのが6時前、山頂に着いたのが8時50分頃なので所要2時間50分、下山時はだいたい10時20分頃山頂を出発して和田小屋到着が1時50分頃なので、所要3時間半程度てした。往復とも、標準コースタイムよりやや遅かったです。復路のバスが3時15分発で、早く歩いても時間が余ってしまうので、あまりスピードを上げなかったのが一つの理由ですが、もう一つの理由(下山時)は、やっぱり膝が痛かったせいです。登りは歩速を上げても膝に大きな負担はありませんが、下山時は明らかに、スピードを上げれば上げるほど膝の負担は増すので。
往路はある程度余裕があって、汗もそんなにかかなかったのですが(いや、嘘です、汗はかいたはずですが、涼しかったので、汗をかいてもわりとすぐ乾き、そんなに汗ダラダラ、肌がべとべとという印象はありません)、下山時は昼過ぎ、気温も上がり、汗ダラダラになっていました。


復路の毎日あるぺん号は、途中こちらの日帰り温泉に立ち寄り、お風呂で生き返って帰宅しました。
膝痛ですが、帰宅後、湿布(それも古くて期限が切れている)を貼って寝たら、翌朝はまだ痛くてしゃがめないくらいでしたが、その夕方にはほぼ痛みは引きました。
左足の骨折(2017年)の半年前くらいからずっと、痛くなった治ったりを繰り返しているのですが(このひざ痛が原因で、月間100km走っていたジョギングをやめました)、整形外科に行っても治りません。寄る年波ということなんでしょうね。

ともかく、苗場山は素晴らしい山でした。もう1回、次は7月末か8月初めの花満開の時期に行ってみたいです。





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最終更新日  2025.09.09 22:32:16
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